うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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千草ななせ
あのひとの勝手なところも好きだけどすきだから。なの バイバイするの。
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ななかまど
人と人あつまり集うことならず付かず離れず白き鳥飛ぶ
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へし切
囲碁もまた 団子に打つは「悪手」なり コロナも蜜を避くが「定石」
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桃山
目でチョイス リンツのトリュフ プライスは ああ有り得ない私的には
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葛城
苔むした石燈籠の笠の上に猫は自由に毛づくろひする
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舞
朝の茶の湯気のなかなる茶柱のなにとはなくに佳き事のあれ
12
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横井 信
まだ遠い春の陽射しを呼んでいる垣根の中の猫の鳴き声
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蔓葵
時は今あめの下しるほととぎすなくや五月のあやめなきよに
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へし切
信長を 討つは十兵衛 私恨なく 麒麟きたりて世を平らかに
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艸介
束の間の暇に淹れしコーヒーの 足りぬ苦みにはたと手を止め
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谷村思亜
六兆の 我が全細胞残りなく 永久に痛める創痍受くなり
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波端
囚人の調べ危ふき弦の上に律鋭しプラハ城ダリボルカ
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ななかまど
人生に常にはあらず善きときは雪舞う枝にひもじき小鳥
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草木藍
食べ切れぬ大根ありてゆで干しす今日はわがまま寒風吹けと
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ガビー
寒波来て砂目の立てる公園に 忘れられたる羽根つきシャトル
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音弥
一日中パソに取り付く暇人は人の褌で相撲とるらし
5
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桃山
春色のニットのワンピ選択し楽しくなるか通院も少し
9
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舞
サッポロの冬は華やかコロボックルエルフカップル地下歩道ゆく
7
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葛城
三景の雪見障子の向う側 裸木の果てに水色の穹
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び わ
吾れ難聴周囲の支え自覚する心ををこめて朝陽にお礼い
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