うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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中康
見下ろせば 中禅寺湖の 深緑眺む残雪 日光白根
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舞
うねりゆく大地の果ての夕焼けの色紅は地を染めて消え
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夕夏
いったいにぶれんどまいでさばききるぬかにくぎかなさばきのけっか
1
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茂作
歸りこばつぎの旅へとさそはるる などかこころの靜まらずして
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横井 信
水田の風の涼しい六月の月を見上げるカエルの宴
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Aquarius
二杯目のきしめんカレー味で食い充分いける二日目の飯
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一秋
初夏が来て病院の坂登りゆく 浮雲の下に片隅の暮らし
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ないきおく
後ろから記憶の影を抱きしめて手を取り合った だけで終わった
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中康
男体へ 苦しき登り 癒される梅雨間の風と 白山ツツジ
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牛歩
カバーとり キーをまわし エンジンを かけ腰かける シート激熱
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ななかまど
つばくらめ風を斬りつつ翔んでおり青葉のかげに夏のぞきおり
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くおん
一番大切な言葉は何ですか思い出そうとしたけど忘れてしまった
2
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くおん
不立文字もはやゴドーを待ちくたびれた紙タバコを巻きながら歩く
0
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恣翁
診療所 哀しきまでに紺碧の海を望みて ぽつんと建てり
7
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舞
歩みつつ時は経りゆく見渡せば散る花もあり咲く花もあり
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海野 冬雪
草刈りをさぼれば高くつく季節 食えぬ草ほどよく蔓延るなぁ
1
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茂作
折々に聞くもさやけし雨上がり 夏うぐひすは聲ととのへて鳴く
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夕夏
ふどうさんすうひゃくまんのさいけんにぺーぱーだけのかんぱにーなし
3
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夕夏
せいまいのしすぎもこまるこめじじょうぬかにまみれるしんじつひとつ
3
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横井 信
朝はまだカエルも寝てる六月の水田照らすまぶしいひかり
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