波並さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 今日もまた同じ歌きく耳心地千夜の毛布あればこそ夢 平成二十二年六月二十九日 10 人や世界に必要なのは、いつもほと... もっと見る
- 運星の軌道をめぐり快楽や老いをまたもや持ってきおった 平成二十二年六月十四日 4 グスターフ・ホルスト「惑星」より... もっと見る
- いつもよく通る舗道を飛んでいく幹に天使の置物を見た 平成二十二年六月十四日 4 もっと見る
- バス亭のベンチのわきに誰だろう肘かけ椅子を置いてくれたの 平成二十二年六月十三日 6 もっと見る
- かなしみは力に欲はいつくしみ怒りは智恵に昇華させゆけ 平成二十二年六月十三日 7 もっと見る
- マッドシーンばかり集めて歌い手の千切れるさまに添い寝をせんと 平成二十二年六月九日 8 オペラの魅力は狂乱の場にあり。シ... もっと見る
- 星の数ほどにあふれる夢なれどこぶしににぎる太陽ひとつ 平成二十二年六月八日 7 もっと見る
- ふところに晩餐を呼ぶ魔法あらばポケット叩けばビスケットがふたつ 平成二十二年六月八日 5 もっと見る
- 書道展みみずと幾何の一隅にとまる烏と鷺すがすがし 平成二十二年六月八日 4 書道展に迷い込んだはいいが、素人... もっと見る
- 施しのパンも誰かにうちやって裸足で歩く美しき母 平成二十二年六月七日 11 「カラマーゾフの兄弟」に登場する... もっと見る
- 出生のひみつ己の似姿に創られ悪魔たちが栄えた 平成二十二年六月七日 7 ドストエフスキー「カラマーゾフの... もっと見る
- 水底の炎の青を凍らせて打ち砕きたき魔の後遺症 平成二十二年六月六日 8 もっと見る
- 耐えられる重さを超えて筋肉が切れた夜にくる炎の鍛冶屋 平成二十二年六月六日 7 もっと見る
- 自転車を降りて野花を観察すもう行かなくていいよとめしべ 平成二十二年六月二日 5 もっと見る
- 帽子には子どもの耳がついておりそれはまぎれもなくあのころの 平成二十二年五月二十九日 6 シガー・ロス (Sigur Ró... もっと見る
- 傘をさす必要のある動物はあなたのほかに今はおらぬか 平成二十二年五月二十七日 5 もっと見る
- わが根から茎をのぼって額より出ていくひかり手であたためる 平成二十二年五月二十六日 8 もっと見る
- 毎日は非連続なり 月々に長編小説ページ捲れる 平成二十二年五月二十五日 7 もっと見る
- 音なしのくらし岩戸にうちすてて火の出あらわす重軽き石 平成二十二年五月十五日 7 くらし＝暗し、暮らし。うち＝内、... もっと見る
- 神告げし仏も説けり星澄めり心に聞こゆ多声部カノン 平成二十二年五月十五日 6 カノン＝正典。 もっと見る
