聴雨さん
のうた一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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夕さりの小径に果てし蜻蛉の亡き骸に染むいりあひの鐘
平成三十年八月十八日
14
孫は不思議そうにしばし眺めて。
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ビードロのグラス氷は解け落ちて些細な涼に亡き人偲ぶ
平成三十年七月二十二日
9
誤嚥がひどく水を飲めなくなった方...
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魂きはる命尽くして生き抜ける人それぞれの遠き眼差し
平成三十年七月二十日
11
ターミナルケアに日々あたっていて...
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ゆく雲をながめ過ごした金曜は最期に声を聞いた記念日
平成三十年七月十一日
8
週3日だけ介護の仕事に行っている...
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まつすぐに心を向けてくれる人息引き取りしその瞬間も
平成三十年六月二十八日
17
言葉掛けするといつも真っ直ぐに座...
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魂きはる命毛に棲む師の息に触れてし見れば時を忘るる
平成三十年四月十五日
9
昨年七月に91歳で亡くなられた石...
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心根にきみが指のうちに棲む桜待たずに立ち去りしひと
平成三十年四月五日
9
うら若き娘さんの無意識な言葉選び...
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ものの芽や空に一筆何と書くけさ逝きし人偲び書かむや
平成三十年三月二十七日
6
しづかに旅立つ人に文をしたためや...
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逝きしひとおもひ慕ひて三月の花訪ふ人に影かさねゐる
平成三十年三月四日
17
共に働き、よく一緒に着物着て出か...
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ひつそりと命のほむら消え果てて花と綻ぶひとの愛しみ
平成二十八年三月二十八日
18
化身としか思われぬ白
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墨染めの心にともる忘れじの言葉のやうなやはらかき月
平成二十八年三月二十四日
16
みなの心にあなたは生き続けます
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星消えて月しらみゆく黎明のただうるはしき心とぞ思ふ
平成二十五年八月七日
7
はじまりのとき
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をりをりの花を歌へる唇は消えゆく月のともしびに似て
平成二十三年九月二十五日
18
またひとり大好きな方が亡くなりま...
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一夜あけ戻らぬ人と知る朝のまだ描きかけの絵葉書の青
平成二十三年六月一日
13
施設利用者さん 宛て名が....
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うたの世のあらしの闇にいたづらに灯るもかなし枯松葉かな
平成二十二年十一月三日
14
目に余る行動にみな苦笑い
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しどけなく木下落ちゆく花の如道とげるひとうつくしきかな
平成二十二年八月二十一日
14
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ひとむらの五月雨あがり天駈けるひとつの命送るかなしみ
平成二十二年七月八日
18
実習中の施設で...
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願はくは月の下にて秋死なんその長月の白菊のころ
平成二十二年四月二十九日
10
入力ミスあり再投稿させて頂きまし...
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