やねうらねこさんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 品書きに「草のスープ」の文字が見ゆカモシカ牧場わきの食堂 平成二十三年二月二十六日 6 もっと見る
- 太陽系第三惑星地球に立つ吾の目のまへを月昇りゆく 平成二十三年二月二十六日 9 もっと見る
- 袋には入らぬサイズの硝子板 霜ふる朝に取り残されて 平成二十三年二月二十六日 3 もっと見る
- 空港の駐車料金わりびきは誰かが釣り糸たれてるやうで 平成二十三年二月二十六日 4 もっと見る
- 影のない白きま昼に雪は降る山野に淡き春を眠らせ 平成二十三年二月二十六日 9 もっと見る
- 微熱もつ手に沫雪のほどかれて冷たき空の雫を残す 平成二十三年二月二十四日 6 もっと見る
- 手さぐりにレンジへ火を入れ氷ごと温めひとりの夜をやり過ごす 平成二十三年二月二十三日 4 もっと見る
- 風が火をさらつていつた降りつみし雪あしもとのおぼつかなくて 平成二十三年二月二十三日 6 もっと見る
- いのち持ち動き出すやう山越えのヘッドライトに浮かぶ木の影 平成二十三年二月二十三日 5 もっと見る
- 寒空に男五人を詰め込んだおしくらまんぢゆう駅を出でゆく 平成二十三年一月九日 2 もっと見る
- 唐突に師走三日が元日となりて新暦 笑ふ大蔵大臣 平成二十三年一月九日 0 もっと見る
- 堰をきり電車のなかへ押してゆく流れのさきの影おぼろなり 平成二十三年一月九日 6 もっと見る
- 後輪は空転ばかり雪の坂あきらめ下りてゆくＢＭＷ 平成二十三年一月八日 0 もっと見る
- シャーベットみたいな雪を蹴散らして走る四駆の軽トラ軽し 平成二十三年一月八日 4 もっと見る
- ふところへ深くさしこむゆびさきに色のわからぬ数珠たふれきぬ 平成二十三年一月八日 4 もっと見る
- わたくしと知らずあなたは通り過ぐ道の終はりに鳴りひびく鐘 平成二十三年一月六日 10 もっと見る
- こなごなに砕けた硝子 ダイブするあなたのからだ受け止められない 平成二十三年一月三日 3 もっと見る
- 抱かれてシルクロードをたどり来し壺 雪よりも白き羽根を持つ 平成二十三年一月二日 5 もっと見る
- 燃え残る時間を煙となしゆきぬ煙突一本ふゆのま中に 平成二十三年一月一日 9 もっと見る
- 怪談のやうに話が盛りあがる凍結の道曲がりそのさき 平成二十三年一月一日 6 もっと見る
