水上基さん
のうた一覧
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「満月がついてくるよ!」といつの世も子供の世界は天動説で
平成二十二年一月二十六日
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夜を染める緑青に触れ毒されて帰路を違える満月の下
平成二十二年一月二十一日
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山茶花の濃紅、無血革命を恐るるなかれ冬の初陣
平成二十二年一月二十三日
10
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降り積もるほどに街路は清からず雪よ逃れて美しく在れ
平成二十二年二月十一日
8
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西風に煽られるまま解けてゆけ夜を照らさぬ暗い熱源
平成二十二年二月十三日
8
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左手の指輪のくすみに此れまでの 溜息を聞く母の老いた手
平成二十二年一月二十一日
7
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胸骨を軋ませて降る初雪の夜なら言える、心が痛いと。
平成二十二年二月八日
7
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立方の水迷宮に身を鎖し頭上を過る孤独を数える
平成二十二年二月五日
6
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天は白く生命流るる雪の朝この身の熱を花の糧とせ
平成二十二年二月一日
5
君が逝った日、今年も雪が降った。
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尽く雪に預けて青空の高き嶺には浄土すらなく
平成二十二年二月七日
5
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満月で綻ぶ夜空そのさきに忘れ続けた暁の夢降る
平成二十三年六月十六日
5
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大空の蜘蛛が織り成す曇天は浄土へ続く梯子を下ろすか
平成二十二年一月二十一日
4
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早咲きの梅にましろく宿りしは雪無き冬を惜しむ妖精
平成二十二年一月二十四日
4
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やわらかな西日に溶ける街々の輪郭あまく揮発してゆく
平成二十二年一月二十六日
4
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読経を奏でてホームへ滑り込む列車に浮かぶ天上の青
平成二十三年三月十七日
4
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抱き上げる子の体内を巡る水 もとは誰かの涙と汗と
平成二十三年三月十七日
4
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透明を窮めてむこうの世界まで 見える天にも不在なるひと
平成二十二年一月二十二日
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亡霊と行き交うように闇の辺をゆっくり歩く、独りで居るため
平成二十二年一月二十七日
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オリオンの矩形のむこう、この星を見やる「私」が幾億も居る
平成二十二年一月二十九日
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ひとひらの螺殿の月が裏側に潜むる悪意のあざやかな白
平成二十二年一月三十一日
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