蛙の庭さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 緩む夜の水族館よ生き物の重さを溶かして鎮める水面 平成二十二年五月三日 7 もっと見る
- ひんやりと湿る水族館通路深きへ沈む春の夕暮れ 平成二十二年五月三日 3 もっと見る
- ひっそりと話声する夕暮れの水族館を最後に出でて 平成二十二年五月三日 5 もっと見る
- お濠には花また花の萬年を龜は夢見るふたりでゐる春 平成二十二年四月十一日 5 もっと見る
- 水底の枯れ葉も夢もゆらゆらと風が搖らす時間が搖らす 平成二十二年四月二日 3 もっと見る
- まだ誰も來ない花見のシートにもさくら降り敷くさらば三月 平成二十二年三月二十六日 3 もっと見る
- 星々とわれと猫との間隙に淋しき冬のとどまりてをり 平成二十二年二月六日 6 もっと見る
- 荒野にて星を見上げる猫がゐて淋しさがふと誰かに落ちる 平成二十二年二月六日 7 もっと見る
- 月は冴え薄青き雲が空渡り荒野にポツリ猫が見上げる 平成二十二年二月六日 2 もっと見る
- 僕等には何かが欠けてゐると云ふ冬極まりし夜の孵卵噐 平成二十二年二月三日 7 もっと見る
- 闇に高く震へる凧よわが歩む足下も危うき星の海なれ 平成二十二年一月三十一日 3 もっと見る
- 孤獨とは留めるピンなき宙吊りの背中の闇に怯える十六夜 平成二十二年一月三十一日 2 もっと見る
- ゆうるりと星はめぐれる恐れつつ夢む繪図なき海に迷ふを 平成二十二年一月三十一日 2 もっと見る
- 狂喜する羅針盤の戀海知らぬ海賊少年十四の出奔 平成二十二年一月三十日 1 もっと見る
- かつてありし無窮の宇宙をさなぎ飼ふ少年は育てをりさなぎのなかに 平成二十二年一月十三日 3 もっと見る
- 枯葉敷く川沿いを行く愚直という道の曲折空は曇天 平成二十二年一月十三日 7 もっと見る
- 森の奥を眺めていても呼ぶ声はない囁いてみる自分の名 平成二十二年一月十三日 0 もっと見る
- 夕暮れは悲しみを着てその外に星空を着て地球の夜 平成二十二年一月十三日 6 はじめての投稿です。よろしくお願... もっと見る
