恣翁さん
のうた一覧
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鑿振るふ木匠の手に 武骨にも 具象せらるる形の記憶
令和四年七月二十六日
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店奥に お伽噺の空気すら醸す爺婆 しゃがみ込みけり
令和三年十月九日
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百種の古衣 軒端の東雲に 直りてあらな 難しけれど
平成二十九年十二月十七日
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順徳院、佐渡なる嫗の 百種の古...
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淡雪の鱈に積む市 霙立ち 絣合羽の凍みにけるかも
平成二十九年十二月十日
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稲刈りの手を止め 腰を伸ばしたる 頬冠りの女 行人眺む
平成二十九年十一月十日
21
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実の入らぬ稲田に立ちて ぼんやりと 山背過ぐせり 幽霊のごと
平成二十九年八月三十日
21
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風上に 渡す端から焼く干物 塩気を帯びて 世に受けにけり
平成二十九年八月十一日
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中納言家持、越中に 商はれたる...
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PCの 朝の儀式ぞ ディスプレイを その日とともに未来へ開く
平成二十九年八月五日
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8月1日より、新しい職場に移り...
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顔蒸せど 床屋の操る 逆剃りの剃刀 当たる頬ぞ冷たき
平成二十九年五月二十四日
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背擦る 少婦が掌 咽喉の辺に震へる魂を 飲み下さすらし
平成二十九年五月十八日
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忙しく 農事に勤しむ若き嫁 化粧せずとも 可憐に美し
平成二十八年十二月三日
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丁男 犢を草間に放ちて 嬉れしめ...
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生乾きのシャツに アイロン当てて着る 底に雨気の 梅雨の晴れ間に
平成二十八年六月二十四日
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「買ふてくだぁ。 香箱蟹は要らんかねぇ。」 霙に 合羽のおばちゃん喚ばふ
平成二十八年二月十八日
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未だ九時を少し回りしばかりなるに 冬し 勤めの帰途急ぐめり
平成二十八年一月二十九日
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左腕を上げて 時計に目を遣れば 十時を少し回りたりけり
平成二十七年十一月十三日
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ひらひらと蝶の舞ふがに オーダーを ウェイトレスの取りに来るかな
平成二十七年十一月七日
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吹く風に斬られ 芥に塗れたる陽に身を焼かれ 地をや這ひずる
平成二十七年十月三十日
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厭ふべき人生を閉ぢ 眠らむとするを 精励 如何でか破らむ
平成二十七年十月十一日
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切れ長な一重瞼の眦を吊り上げ 髪を引き詰めし女
平成二十七年九月二日
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船の灯のちらつく 暗き水の上に影を倒して 艫綱解けり
平成二十七年六月二十四日
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