恣翁さん
のうた一覧
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太陽の 夜明けを待ちて出でめやも 昇るからこそ 夜の明くるなれ
令和七年一月二日
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「太陽は、夜が明けるのを待って ...
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飴色の床に落ちたる 新たしき光 連れ来し朝を踏まむ
令和七年一月一日
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蛇口より漏れし滴の垂るる音 夜の厨のしじまに響く
令和六年十二月三十一日
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水底に沈めるごとき集落の 星明かり下に ひそと静もる
令和六年十二月二十四日
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気が付けば 人参ばかり残る皿 病院食のシチュー啜れば
令和六年十二月二十二日
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高熱を招きしブドウ球菌や 何処より 血に混じりたるらむ
令和六年十二月二十二日
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MSSA敗血症により入院してお...
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風呂桶ゆ溢れ 逆巻き ざあざあと 面食らふまで湯音の立てり
令和六年十一月二十六日
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水注せば 五徳の上の鉄瓶は 忽ち鳴りを潜めつるかな
令和六年十一月十九日
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自動詞と他動詞を間違って使って...
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唐辛子 干したる紅ぞ 藁屋根の下を 倹しく飾りたりける
令和六年十一月七日
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活計の音 立てよ 運命に抗ひて 生命の絃を震はせながら
令和六年十月二十九日
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玉の緒よ 絶えなば絶えね ...
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瞼の裏にし 昼の色彩の痕ちらつける 長き夜かな
令和六年十月二十六日
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眼に映る空の蒼さを 朗らかに 乾きし風の吹き渡るなり
令和六年十月二十五日
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神さぶる杜に囲まれ 狭き空 映せる沼の密と鎮もる
令和六年十月二十二日
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手の甲を 額に思はず翳しけり 雲の隙間ゆ 低く陽射せば
令和六年十月十九日
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烏鳴く鎮守の森に 古杉ぞ 鉄の錆ぶがに枯れ残りたる
令和六年十月十四日
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髭剃りの刃の鋼色 鋭くも 鏡のうちに閃けるかな
令和六年十月十一日
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海月こそ 呑気なまでに漂へれ 辛き潮に噎せざらむかも
令和六年十月九日
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パンパンと 廂の先に仕切られし斎の庭に 拍手響く
令和六年九月三十日
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皺くちゃの手巾に 眼鏡を拭きながら 眼をば 過敏にしばたたかせり
令和六年九月二十八日
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風運ぶヴィオロンの音の 捨てつがに ぱったりと止む 秋の短か日
令和六年九月二十四日
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