悠陽さん
のうた一覧
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頬つたう涙の訳もわからずにうねる夜風にぎゅっとうつむく
平成二十三年四月十六日
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知らぬ間に ぽきり、と折れた音すらもほんとは誰かに気づいてほしい
平成二十二年二月十三日
13
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思い出が褪せることすら愛しくて瞬きだけをシャッターとする
平成二十二年二月十九日
8
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どこでなにをまちがえたのだろうありたい影が手をふっている
平成二十三年四月十八日
7
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真っ黒な夢に侵されないためのふたつ並んだ ほっとちよこれいと
平成二十三年四月十九日
7
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こんなにも自我無きものと強いる日にあたしは何になるのだろうか
平成二十二年七月三十日
6
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快樂を與うることに快樂を覺えし躯 女といふ性
平成二十二年二月十七日
5
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じぶんでも知らない自分に出逢うほどほどかされゆく きみのその手で
平成二十二年二月二十六日
5
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月のひがあまりに優しくひかるから逆さまに血が流れる夜半
平成二十三年四月十七日
5
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夢は空 蒼と白とが交じる先果てなきことに抱く喜び
平成二十二年二月十三日
4
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旅の途中 留守電ふたつ耳あててひとりじゃないと感じたあの駅
平成二十二年二月十三日
4
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いくつものことばを学び覚うるはそうただきみとわかちあうため
平成二十三年四月十七日
4
外国語もすき。
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親切か悪意か知れぬ手に押され立ち尽くすにも力が足りず
平成二十三年八月二十九日
4
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ころころと転がされてる夢をみただからその手を掴みにいこう
平成二十三年九月四日
4
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二十四になりし夜半に浮かぶのはきみへの感謝 明日への希望
平成二十二年二月十八日
3
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はじめての恋をしました あなたとのはじめての恋はじめてみましょう
平成二十二年二月二十四日
3
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これ以上じぶんを悲しませはしないあなたへ誓う約束ひとつ
平成二十二年二月十八日
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手をかざし透け入る光に思うこときみは月より太陽が似合う
平成二十二年二月十九日
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本当のあたし。が見つけられなくて表情すべて放棄した今日
平成二十二年二月二十六日
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ほんとうはあかるい歌を詠みたくてしあわせなここち抱きしめたくて
平成二十三年四月十七日
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