あひるさん
のうた一覧
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いくつもの窓連なりて滑りゆく夜汽車は光の大河となりて
平成二十二年一月二十一日
16
スピードやクオリティが重視される...
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寢る犬はみづからの息で足先の毛を靡かせり幸せならむ
平成二十三年二月十日
10
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悲しみをそれと云へずに少年のサインペン画の青き沈默
平成二十二年三月五日
9
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傘二つ持ち佇める少年は誰を迎へるかやさし夕暮れ
平成二十二年一月十九日
8
慌ただしく人の行き交う改札口にそ...
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春來れば花を咲かせる櫻樹は老いゆく幹にも蕾惜しまじ
平成二十二年二月八日
8
植物は枯れてしまうその日まで力を...
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疑ひのなき眼持て見つめくる犬に詫びゐること増えゆきて
平成二十二年二月十五日
8
犬は疑うことを知りません。
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報はれぬ残業半ばで帰宅して味の染まない冬瓜煮てをり
平成二十二年一月二十日
7
必要性を感じられないのに命じられ...
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次々とバスは案内繰り返すたつたひとりの乘客われに
平成二十二年三月五日
7
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冬枯れの狹庭歩めばたまさかに雪柳一輪咲くを認めむ
平成二十三年二月十日
7
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原發に追はれ人影疎らなる里にひときは白き梨花
平成二十三年四月二十九日
7
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馴染みにし軒端は津浪に呑まれども被災の街に燕の飛び來る
平成二十三年五月二十六日
7
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咲き盛る菊とひ孫と寫りゐる祖母の笑顏が遺影となりぬ
平成二十四年十二月十四日
7
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尾を引きて白き獸のかたちして雲過ぎ行けり奧武藏の嶺
平成二十二年一月十三日
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空を見るのは楽しいです。
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裸木となりたる欅日の射せば見あぐる枝は伽藍のごとし
平成二十二年一月十三日
6
ケヤキの大樹の根本から空を眺めま...
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早春の光の粒を葉に宿しほんのりあかく藪椿咲く
平成二十二年二月八日
6
藪椿が葉の影にひっそりと咲き出し...
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椀に盛る命の多さ思ふればシラスご飯はほのかに苦し
平成二十二年六月十日
6
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沖合ひに青みを殘し鈍色に海波立てりスコールのあと
平成二十二年十二月九日
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流木に羽休めゐる青鷺の飛び立てるとき小さき虹たつ
平成二十三年八月十四日
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やはらかに蕾ふくらみ木蓮は温き風吹く街路に連なる
平成二十四年二月十日
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木蓮のつぼみは繊毛に被われ、動物...
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田の神が空へ歸ると祖母云ひし田仕舞ひの烟この頃は見ず
平成二十四年十二月十四日
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