詠み人知らずさん
のうた一覧
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近き日にやがて記憶の人となる 身近の人との今日だと気づく
平成二十三年十月三十日
8
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「つまらない大人になった」我々は それが悪くもないと気づいた
平成二十三年九月九日
8
つまらないとは成熟そのものだ。や...
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人間の総べて記憶の中にあり 忘れ物とて手を伸ばせない
平成二十三年九月九日
4
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この町に銭湯消えて二年経つ 涼やかな窓 モザイクの空
平成二十三年八月二十四日
9
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生まじめに生きては損を繰り返す夜に鳴く蝉の明日を思う
平成二十三年八月四日
8
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この世には我らの忘れた我らあり そちらの我ら ほんとでないか
平成二十三年七月二十八日
3
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救難の信号のよに詠んだ歌 電子の夜空 塵と消えたり
平成二十三年六月二十一日
5
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母屋にはおもいでの花咲き乱れ なんぴとたれと手は伸ばせない
平成二十三年五月二十五日
3
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春の靄 呑み込んだごと 眠る日に ラジオ歌えり「春一番」を
平成二十三年五月九日
4
スーちゃんさよなら。http:/...
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忘れ人訪ね来るよう風の立つ 蓮池渡り五月の肩に
平成二十三年五月八日
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星々は藍に光りて頭上にて この地の様を照らす卯月夜
平成二十三年四月二十五日
3
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請うたなら菩薩は春の地に降りて迷い子あつめ抱いてくれろか
平成二十三年四月二十二日
17
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蒼天に見えぬ光の届く日に地にて我らは十字を切らん
平成二十三年三月二十九日
9
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壁架かるギターは弦が足らなくて古主人呼ぶ和音こぼれる
平成二十三年三月十日
5
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世におちて一つの穴も空けもせず溶けて流れる種子もあるらし
平成二十三年三月七日
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お別れは後悔まじり傘の下許せよ、と顔みぞれに撃たせ
平成二十三年二月二十三日
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懐い出が分水領を渡る時密度を高め神話になりて
平成二十三年二月二十三日
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如月の光の空へ召されしよそこから降るのは雪だけだろか
平成二十三年二月二十二日
3
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無音なる響きを知った午後でした指し物削る老は独りで
平成二十三年二月二十二日
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丘の上 先逝く人の立つまほろ 行つて謝りたいことがある
平成二十三年一月十六日
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