詠み人知らずさん
のうた一覧
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ドラムスのスネアの前で坦坦と リズムを刻む 季節は代わる
平成二十四年一月三十日
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魂を運ぶがごとく 月の下 夜を走る人 闇熔かす呼気
平成二十四年一月三十日
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近き日にやがて記憶の人となる 身近の人との今日だと気づく
平成二十三年十月三十日
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夕空の下の柴犬 本能で感じるらしく 秋の寂びしさ
平成二十三年十月十二日
8
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隙間なきこの世の地図に呆れ果て 西日の部屋に籠もる神呼ぶ
平成二十三年九月二十五日
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柴犬と白猫わかりあえなくて 狭間の野草 それで良いとし
平成二十三年九月二十五日
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プロテストソングのように夏はゆく 気だるい疲れ 昂ぶりのあと
平成二十三年九月二十五日
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「つまらない大人になった」我々は それが悪くもないと気づいた
平成二十三年九月九日
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つまらないとは成熟そのものだ。や...
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人間の総べて記憶の中にあり 忘れ物とて手を伸ばせない
平成二十三年九月九日
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何処へ飛ぶ飛行機の下 すすき草 私は探す 私の記憶
平成二十三年九月九日
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橙の夕焼け空に麦酒注ぎ 秋のステーキ秋刀魚を喰らう
平成二十三年九月七日
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レイトショー 邦画の薄い青空は 誰かの記憶 追いかけるよう
平成二十三年九月六日
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星眠る夜に目覚めた夕顔よ 忘れぬうちに歌ひとつ詠め
平成二十三年九月六日
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突風の後に浮かびし雲と影 ヒプノウシスの絵画にも似て
平成二十三年九月三日
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張り合って勝ったら勝ったで仕返しを気に掛け肩身すぼむ花道
平成二十三年八月二十六日
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ふうわりと浮かんだバイク覚えてる あの日の事故は炎天下にて
平成二十三年八月二十六日
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満天の星空なれど 病室で 明日手術の子は眠れずに
平成二十三年八月二十五日
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この町に銭湯消えて二年経つ 涼やかな窓 モザイクの空
平成二十三年八月二十四日
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雨だれを見上げたままで軒石に迷い猫あり 秋の手前に
平成二十三年八月二十日
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小器用は小器用なりの穴に落ち 不器用なりの滋味に気づけり
平成二十三年八月十九日
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