ケンイチさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 通過待ちする暫くに春が来て役に立たない言葉を捨てる 令和三年三月十三日 8 もっと見る
- 薄日さすベンチに並ぶこれという趣味を持たない僕らの日曜 令和二年十二月十一日 4 もっと見る
- 町という町を秋へと変えてゆくこの前線はためらいもなく 令和二年九月二十二日 11 もっと見る
- オレンジの灯りばかりのマンションの月夜をゆけば秋のうぶごえ 令和二年九月三日 10 もっと見る
- こだわりを幾つか捨てて真っ直ぐな青が眩しい夏のはじまり 令和二年八月一日 11 もっと見る
- 大げさに喜ぶきみに花束をひとつ今年も買ひ求めたり 令和二年七月十九日 9 もっと見る
- さめざめと泣く五月雨を聴きながら毛布を纏ひ本を読む朝 令和二年七月十八日 11 もっと見る
- 結論はセンモンカへと委ねられ昨日と同じ明日の天気 令和二年七月十七日 8 もっと見る
- 弱さとか知らないふりして笑うから返す言葉が品切れとなる 令和二年七月十六日 12 もっと見る
- 何ひとつ触れぬこととしバスに乗り終着駅まで右を見てゐる 令和二年七月十五日 12 もっと見る
- 日常と呼ばれたものはこれなのか 見慣れた顔とすれ違ふ朝 令和二年七月十四日 10 久しぶりに出勤。 名前も知らな... もっと見る
- アマゾンの空き箱が増えていく部屋でルールをひとつまた食いつぶす 令和二年七月十三日 7 もっと見る
- 家にいる要請、旅に行く推奨、マスク一枚乾かぬままに 令和二年七月十二日 8 もっと見る
- 真夜中に降り積もる雨 暴君と呼ばれる人が夢に出で来ぬ 令和二年七月十一日 9 もっと見る
- 紫陽花に残るしずくは紫陽花の色とならむや豪雨の後に 令和二年七月十日 9 もっと見る
- 回線もパソコンも不調ってことにして迂闊に風邪と言えぬこのごろ 令和二年七月九日 10 気圧のせいか、今週はちょっと優れ... もっと見る
- さまだけが平仮名である本文は行間の余地さへ許されず 令和二年七月八日 9 味気ない業務メール。 もっと見る
- そういえば去年も説明したけどさ、伝わらないね、サラダ記念日 令和二年七月七日 8 一日遅れですが。 もっと見る
- 大きめのマスクの隙の薄紅のくちゆるやかに結ばれてをり 令和二年七月六日 10 もっと見る
- 極楽寺あたりでぶらり下車したくバーチャルで江ノ電に揺られて 令和二年七月五日 10 もっと見る
