佐々一竹さん
のうた一覧
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東京に雪の降る夜父と子に長き沈黙横たわりたり
平成二十四年一月二十四日
4
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赦される赦されないの境目はこの珈琲が美味いかどうか
平成二十三年二月十五日
4
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鏡台の一番下の引き出しの奥に眠れる母の黄楊櫛
平成二十三年一月十六日
5
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かえで散りいちょう散りたるこの道の向こうに待つは我が家族たち
平成二十二年十二月三日
4
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赤福の餡の様なる甘さにていつもやさしく我を包みき
平成二十二年五月四日
3
母が他界して十年になります。今と...
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熟れすぎたトマトをそっと食卓に倦怠期とはそういうものだ
平成二十二年四月十一日
7
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偽りの会話のなかに本当の言葉を探す苦き休日
平成二十二年四月十一日
3
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川沿いにたたずむ家のともしびが小さき団らんをものがたる
平成二十二年四月八日
2
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冴え返る朝は言葉も少なくて我ら倦怠期を漂いぬ
平成二十二年三月三十日
5
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老猫が寝息をたてて日向ぼこ今日のご飯を夢に見るらむ
平成二十一年十二月二十五日
3
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暖色の灯りが窓から溢れおり幾千万のサンタ来るらむ
平成二十一年十二月二十四日
3
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石貫の頑固親父が立ちまわる昭和は遠くなりにけるかも
平成二十一年十二月九日
6
下町の石屋、石貫の頑固な親父を主...
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安っぽい人形焼きであるけれど精いっぱいの父の手土産
平成二十一年十一月二十八日
8
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家々にあかりが灯るその下で寛ぎがあり諍いもあり
平成二十一年十月一日
7
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音もなく雨は降りだす父と子の深い眠りはさまたげられず
平成二十一年九月三十日
3
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おはようと入道雲に声かける数多思い出湧く葉月尽
平成二十一年八月二十九日
5
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いっせいに風鈴が鳴る窓辺から声あたたかく広がり始む
平成二十一年八月二十一日
3
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パパイヤが熟れゆくごとく我が家庭甘き香りに満ち溢れゆく
平成二十一年八月十六日
6
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体のいい嘘にすっかりだまされたふりをするのも大人の仕事
平成二十一年八月七日
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カルピスを自販機で買う世代から何かが欠けた親と子の仲
平成二十一年八月四日
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