神谷あをさん
のうた一覧
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草花のかたちは祈りのかたちにて我等悉皆供物となせり
平成二十二年七月九日
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幼き日通いし路のそのさきの梅の園にて田楽を食む
平成二十二年三月十七日
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手のひらを柔らにひろげ匂い立つ白きほとけの住まわす木蓮
平成二十二年三月十七日
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去り際に冬はもうひとふんばりす手品師「春」の裏方として
平成二十二年三月二日
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幸せの黄色いボタンそこかしこ春はすらりととめてゆきます
平成二十二年三月一日
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コンクリの肌に雨は降り注ぐ恐竜の背な思い出しつつ
平成二十二年二月二十七日
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路地裏の猫のひげにも春風はくしゃみをひとつ届けていました
平成二十二年二月二十六日
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襟元に隠しておいた悲しみを春一番が覗いてゆきたり
平成二十二年二月二十六日
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鼻せんにマスク目薬医者通い花粉は知らず罪の深さを
平成二十二年二月二十三日
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水鳥は水鳥であることに堪え今この池に羽を休めん
平成二十二年二月二十一日
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君たちはそのままで良い水鳥よ 抱え込むべきは私たちに在り
平成二十二年二月二十一日
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わたくしに入り来るもの出て行くもの 均しくなりぬ春は間近に
平成二十二年二月二十一日
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細胞が一つ一つ暮れてゆき秋は完成しようとしている
平成二十一年九月二十三日
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好きなもの全部あげるでも持って帰らないでね心にしまって
平成二十一年九月十九日
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陽も水も土も皆で分け合って花が咲いてる花は咲いてる
平成二十一年九月十九日
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超高層ビルをすいてゆく風も何処かで秋の帽子を被れり
平成二十一年九月十六日
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ゆっくりと木の葉を色づかせながら秋風さらう夏の書き置き
平成二十一年九月十一日
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