さるのみや@歌会さん
のうた一覧
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泡沫の 消へるがごとく わが胸に 恋の予感は 雨に濡れつつ
平成二十一年六月二十一日
10
白女さま、おことばに甘えて参加さ...
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娘から贈られし傘うれしくて雨降るなかを散策に出る
平成二十一年六月二十四日
7
「こんな日に、お出かけ?」という...
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意味不明 孫娘から メール来る 父の日祝ふ 絵文字多くて
平成二十一年六月二十二日
5
「おじいちゃのメール、長くて‥」...
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忍ぶ恋 闇夜に探す 老ひ一人 こころに燃ゆる 松明掲げ
平成二十一年六月二十四日
5
忍ぶ恋‥、老人のひとり合点の思い...
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道すがら愛でる草花紅さして夏はまだかと問ふがごとくに
平成二十一年六月二十三日
5
散歩といえば聞こえがいいが、漫歩...
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アスファルト その隙間から 花わらふ 生命力に 頭が下がる
平成二十一年六月二十三日
5
高温多湿の今日、道端のアスファル...
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かりそめの恋なればこそいのちがけ ひとり相撲の勝ち名乗り受け
平成二十一年六月二十五日
4
人がどう見ようといいんです。私は...
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白波の 寄せては返す 砂浜に やどかりの這ふ 人影はなく
平成二十一年六月二十一日
3
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わが歩み 過ぎ越し方を 振り返る 狂喜乱舞も 自殺未遂も
平成二十一年六月二十一日
3
3年ほど前の日記から。
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年を経し こころ乱れて 苦しみの 世迷ひごとの 増へるこのごろ
平成二十一年六月二十一日
3
悔いのない一日でありたいと思いつ...
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牡丹咲く 庭に招かれ 老ひ友と 美人座すごと 紅き花見つ
平成二十一年六月二十二日
3
広いお庭に牡丹が咲く。日本茶をい...
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ひとり泣き 鎮魂頌 うとふなり 友の御棺 顔をあはさず
平成二十一年六月二十五日
3
昨年の暮れ、友の葬儀に会葬。「お...
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鼻毛抜き 珍し白髪 つくづくと 見る祖父われを 孫不審顔
平成二十一年六月二十二日
2
「ほぉ、鼻毛も白髪になるのか」と...
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白鷺の 舞ふごとくとぶ 田園は 伸びる稲の葉 薄日を浴びて
平成二十一年六月二十二日
2
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眉に唾 胡散臭さに 惑ふなり いいことづくめ おいしい話
平成二十一年六月二十二日
2
発信者不明のメールが入る。いいこ...
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雨に濡れ 誘ふがごとく 紫陽花の花に毒あり 君と同じく
平成二十一年六月二十三日
2
紫陽花に毒があるということをご存...
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瑞々し 新芽の映える 山道を たすけあひつつ 老ひの夫婦は
平成二十一年六月二十五日
2
山道といってもなだらかな丘の道を...
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文出せど梨のつぶての君何処 燃へるこころを知るや知らずや
平成二十一年六月二十三日
1
焦がれる人は‥。
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長い髪 なびかせながら さっそうと 傘もささずに 乙女は歩く
平成二十一年六月二十三日
1
紫外線避けなんかしないで、若い娘...
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生きる意味 問はず語りのまま記す 古き日記のページ繰りつつ
平成二十一年六月二十四日
1
「三年日記」をつけ始めて、ずいぶ...
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