たんぽぽすずめ。さんのうた一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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- 上辺だけ撫でた気持ちに我無くて星の灯探す闇の中なり 平成二十八年五月一日 9 星の灯に上辺を撫でた我ありき。 もっと見る
- 零戦があれば飛びそうな眼した老人はまだ戦っている 平成二十五年八月三日 13 怖いです。 戦争の悲劇の遺産。 もっと見る
- 極上のダイヤと言える前妻は居るが告げれず悲しきや過去 平成二十五年五月三日 11 もっと見る
- ペガサスに十字の傷が在りし絵へ闇を抜けたき日が降り注ぐ 平成二十五年二月二日 17 私が以前描いたペガサスの腹には途... もっと見る
- 漕ぐ程に少年の日の心臓が零れる如き自転車の坂 平成二十五年一月二十五日 19 パソコン教室まで片道約30分の行... もっと見る
- 鳥ガラと秘伝醤油でコク深き麺食い消えた終電時刻 平成二十五年一月二十三日 4 終電を諦めさせる麺屋かな。いやー... もっと見る
- 今はただ瀬の草むらに陽を受けて記憶が光るトランペットや 平成二十四年十一月十六日 11 もっと見る
- 湧き上がる情けに急ぎ継ぎ足して気づけば我の鎮魂歌なり 平成二十四年十一月十五日 9 詠み急ぎ気づけば我の鎮魂歌。せっ... もっと見る
- 寄せ返す欠けた硝子へ妻子見て戻せぬ幸が痛き砂浜 平成二十四年六月三十日 19 硝子のかけらに妻子の面影、シャー... もっと見る
- ガソリンを纏うネズミに火を着ける夢で掃除し厨に沈む 平成二十三年十一月二十一日 5 火を着ける鼠夢見し厨なり。 もっと見る
- 全校で「証」歌うが頑なに歌わない子も居て悲しみが増す 平成二十三年十月二日 14 東北地方の高校で行われた催しをテ... もっと見る
- 勤勉と言うよりエゴのブロックがバベルを立てる 歴史は巡る 平成二十三年九月二十六日 6 レゴマークエゴに見え出すバベルか... もっと見る
- コカコーラリットル瓶に十円を貯めて時はしあわせだった 平成二十三年九月二十日 5 もっと見る
- 穴空けぬ素揚げの栗が飛ぶ後は掃除にいそみ無知ぞおそろし 平成二十三年九月十八日 7 栗ご飯にするために素揚げにしまし... もっと見る
- 久々に漕げば子供へ戻りつつ実年齢に向かう自転車 平成二十三年九月十四日 17 進んで運動しなきゃな（汗)。 もっと見る
- モノクロの茶屋の奥座でにたり笑む老婆 浮き立つ写真 恐ろし 平成二十三年九月六日 8 子供の頃に見たアサヒカメラのペー... もっと見る
- 冷たいの冬に押させた自販機が今は恋人かもな東京 平成二十三年二月十六日 8 コーラとも恋し待ち詫ぶ東京や。 もっと見る
- 庭先に蝶の骸を立てうねる蟻へ頬辺は海の出棺 平成二十三年一月二十九日 13 蝶立てる蟻で舟出の葬儀なり。 もっと見る
- 全身に寒が染みるが風邪引きの夜を朝日へ消せて歩みぬ 平成二十三年一月二十二日 9 風邪は治りました。ご心配をおかけ... もっと見る
- 風邪引きで四肢に糸が張り 急に切れて再び夜明けを願ふ 平成二十三年一月二十二日 8 熱発と関節痛と怠さに吐き気を伴う... もっと見る
