林歌さん
のうた一覧
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春土手に羽根散り乱れにおい立つ冬に喰われし白鷺なりや
令和八年三月二十一日
3
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彼岸荒れ過ぎて冬去り土を融く日差しの中に花ぞ群れなむ
令和八年三月二十一日
4
まもなく野山は春植物(スプリング...
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魚鷹の来たると聞きて空見上げしばし探しぬ春告ぐる影
令和八年三月十八日
6
こちらではミサゴのことも春告鳥と...
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肌寒き部屋に冬あけ目覚めしやカメムシひとつ照明を打つ
令和八年三月十一日
6
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細雪ただよう岸に初柳の花か雪かと土手下りゆく
令和八年三月十日
8
柳の下まで行くと、白い花にほんの...
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橋下の不意に沸き立ち潮たぎり砂流木も逆走りゆく
令和八年三月九日
3
河口にかかる小さな橋で。音もなく...
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蝦夷松の梢にふった粉砂糖ホントにベタな雪景色かな
令和八年三月六日
4
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雪の量減りて白銀沈みゆき畑のかたち透けそむるかな
令和八年三月三日
7
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一位の木日に柔らかく雪つもりひそみ賑やか寒すずめらも
令和八年二月二十四日
4
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はじめての雪つむ朝あたたかく山はふっくらふくらみにけり
令和八年二月二十三日
7
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吹雪くらし岬の沖は雪の幕曳くがに降りてすべてを閉ざせり
令和八年二月二十一日
7
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ザクザクと反射眩しい春の山クモガタガガンボわれの先行く
令和八年二月二十日
4
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いつしかに羽毛のごとくふりつもる輝きもなしただふりしきる
令和八年二月二十日
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街灯に透けたる枝に八重桜咲くかと見ゆる春近き雪
令和八年二月十三日
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重き海薄氷流るる河口より今渡り来しオジロを見あぐる
令和八年二月五日
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群れ去りてカモのみ浮かぶけあらしに指先痛し日の出はじまる
令和八年二月四日
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降り立てば身の丈超ゆる雪の壁陽に青めるをたどり帰らむ
令和八年二月四日
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新雪に狐歩めり沢沿いのわが足跡に交わらず行く
令和八年二月四日
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