ひよどりよりこさんのうた一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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- 庖丁は鈎爪なりき猛禽の眼の母は夕餉に研ぎぬ 令和七年四月二十三日 0 もっと見る
- 孫入るるちょうどよき色瑠璃色の花瓶抱くなり石女にも母 令和七年三月二十八日 3 もっと見る
- 芥子の花育てし男慈父として吾子の耳元あてる剃刀 令和七年三月二十八日 3 もっと見る
- 風さやか信濃の町を弟のこぐ自転車は小川の速さ 令和七年三月二十日 4 もっと見る
- 雪の日に父が語りしものがたり唐傘さして運命がくる 令和七年三月十九日 2 もっと見る
- きなこ餅喉は砂金の砂時計老いたる母の虔しき祈り 令和七年二月九日 5 もっと見る
- 意にそわぬ雪の礫の止まぬ朝塩の柱となる母が立つ 令和七年二月九日 1 もっと見る
- 白雪のごとき残飯分け合えば歯にしみわたる孤独を思う 令和七年一月十六日 5 もっと見る
- 受精卵金環食となりて燃ゆ母体に宿るわれのかなしみ 令和七年一月三日 1 もっと見る
- くいちがう会話ばかりの家族でもインコ通訳するから平気 令和六年十二月二十日 2 もっと見る
- 青銅の馬待つ闇は母親の体内還る懐かしき闇 令和六年十二月二日 0 もっと見る
