ひよどりよりこさん
のうた一覧
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涙色海煮つめてはかなしみはひとつまみとなる塩を売らなば
令和七年十一月十三日
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バスルームに呪文みちてく魚ならどこまでも追う背中を思う
令和七年十一月十三日
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珈琲を飲まなかった日の夕方に虹より輝くお湯をみている
令和七年十一月八日
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運命の糸もつれてはほどけてくいさかいやまぬ糸巻き戦車
令和七年十一月八日
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湖をもつやつとしてしか愛せない小さな恋をした若人
令和七年十一月八日
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琥珀色の酒をくむべし銀色の影ひらめくは魚にあらず
令和七年十月二十四日
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雨の日に気分がアガるシャツおろし着れば屋根にはバンドの響き
令和七年十月二十四日
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永遠に生え変わらない乳歯のようなビルよ本気はいつだすのだろう
令和七年十月七日
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えらぶ指なき人ありて手つかずの野に咲く花の気品あれかし
令和七年九月二十日
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マティスの女の臀部のような壺を抱き喜びの水を満たして
令和七年九月二十日
2
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丹念に心に息を吹きかけて曇る色こそ月と呼ぶべし
令和七年九月六日
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コンビニで水ばかり売る人よたまには海の量り売りもして
令和七年八月三十日
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夢にくる波はレタスのかたちしてさみどりの露したたらすまま
令和七年八月三十日
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黒猫が石榴のごとく爆ぜておりもういない人の味ばかりする
令和七年八月十五日
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星の井戸に水汲むここちする風は暑さにうだる肌にすがしき
令和七年八月七日
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シャガールの雲舞い上がる夕まぐれ抱き合おうともどこへもゆけず
令和七年八月七日
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あけがたの月に狂えよ羅針盤家など忘れもうふりむかず
令和七年八月七日
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いくたびも夏をほうばるさんざんな一日終えてあとはおやすみ
令和七年八月一日
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悲しみを吸い上げており壺の中極みに星の形の百合が
令和七年八月一日
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砂金色の夢を見しよりあこがるる月を見ぬ夜に死なぬ心地す
令和七年七月十八日
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