ひよどりよりこさん
のうた一覧
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道化師の化粧をおとす昼の月だれも気づかず呆けておりぬ
令和七年八月十五日
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黒猫が石榴のごとく爆ぜておりもういない人の味ばかりする
令和七年八月十五日
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星の井戸に水汲むここちする風は暑さにうだる肌にすがしき
令和七年八月七日
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シャガールの雲舞い上がる夕まぐれ抱き合おうともどこへもゆけず
令和七年八月七日
1
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あけがたの月に狂えよ羅針盤家など忘れもうふりむかず
令和七年八月七日
1
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足の爪切る音響く母もまた満ちることなき三日月であった
令和七年八月一日
3
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いくたびも夏をほうばるさんざんな一日終えてあとはおやすみ
令和七年八月一日
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悲しみを吸い上げており壺の中極みに星の形の百合が
令和七年八月一日
1
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不幸の極み家の高きに星流れ窓辺にみれば涙かと思う
令和七年七月二十四日
0
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進軍のシンバルたたき路上にはゲリラ豪雨の軍楽隊ゆく
令和七年七月二十四日
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砂金色の夢を見しよりあこがるる月を見ぬ夜に死なぬ心地す
令和七年七月十八日
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左目側小鼻の横を通過します涙はいま悲しみへゆく
令和七年七月十八日
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煮こごりの夜は重くて熱帯夜肌ふるるものなにもかも憂し
令和七年七月十八日
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悲しみの丈を計れば紫陽花の色変わりする花の高さよ
令和七年七月十一日
4
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花弁の重さの服を剝がしつつ気飾りしのちあとの疲れよ
令和七年七月十一日
2
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泳ぐとき影みて気づくプール底ヒトはかつて魚であった
令和七年七月十一日
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うつつにもまみえぬ甘さ相聞のまなこは夢に泡か花か
令和七年七月四日
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はつなつの水に沈めて器にはかなしみ色の月光みたす
令和七年七月四日
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口笛に虹がかかりぬほそほそとただそれだけの梅雨寒の嘘
令和七年七月三日
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泥融けてつばくろ色のはだら髪残雪のごと老いはきたりぬ
令和七年七月三日
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