ひよどりよりこさん
のうた一覧
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これは天使のハネうさぎの耳ではないきみなら飛べるかもでもあげない
令和七年五月十六日
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水晶の栓となり立つ噴水は光のはてに虹が溢れる
令和七年五月十六日
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日没のビル群はぜるザクロの実赤く輝く吾子を吐き出す
令和七年五月十六日
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この街は屑籠だから希望ないけど拾えたきみという天使
令和七年五月十六日
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夜の磯禍々しきもの寄せてひきなにごともなく沖へ流れる
令和七年五月八日
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稚きわれが抱擁くりかえす名もなき木にも花が咲きたる
令和七年五月八日
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金蒔絵渦巻きひとつ夢のなか春をすいこむ穴にあらずや
令和七年五月八日
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魘される善い子の寝息吸い込んで新緑蠢くおやすみなさい
令和七年五月六日
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臓物が蠢くように新緑が騒めく夜は耳冴ゆる死者
令和七年五月六日
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世界の嘘が鳥だとしてもすべての朝に祝福を
令和七年五月五日
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あまたの雲を冠にしてすべての死に栄光を
令和七年五月五日
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世界の夏を箱庭にして集めてみたい海がある
令和七年五月五日
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終わりとはなにかのはじめ廃屋に花が溢れてわれは旅立つ
令和七年五月三日
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夕暮れのものみなカニにみえるときなぜわればかり前をむくのか
令和七年五月三日
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包帯ほどく涙の港帆船のもやい綱とき放て今
令和七年五月一日
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花のかわりに手紙をかくよ傷口に春が溢れてとまらないから
令和七年五月一日
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鳥の世を鳥としてゆく空美われは地をはう蝸牛として果つ
令和七年四月二十三日
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庖丁は鈎爪なりき猛禽の眼の母は夕餉に研ぎぬ
令和七年四月二十三日
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ハナミズキから手紙をひらくこちらから返事なくても今年またくる
令和七年四月二十二日
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しろがねの月の風鈴あらわれて鳴るか鳴らぬか夢かうつつか
令和七年四月二十二日
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