一秋さん
のうた一覧
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白黒の にわか雨町 傘の無き 小さな孤独が 路傍に佇ちおり
令和七年五月二十日
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花曇りベランダ花壇のヒアシンス晩き春日に青星揺れて
令和七年五月十三日
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孫去りぬ残されし玩具転がりていよいよ縮む生苦き春
令和七年五月六日
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軒の端に春の夕雨降りかかり佇むこころ雨音に冷えて
令和七年四月二十九日
3
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落陽に山染まりゆき佇めば春の入り陽に老いの影長く
令和七年四月二十一日
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煙る雨春雷光った緑野につかの間浮き立つ淡き菜の花
令和七年四月十六日
3
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散りかかる、と傾く老いも古年の爛漫とっくにわれ花吹雪
令和七年四月十三日
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庭面にも晩霜降りし春の朝土踏む音に耳立てる猫
令和七年四月十日
4
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曇り空人影ふたつ耕して静謐の野にやがて春の雨
令和七年四月四日
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満開で廃工場の塀超えて咲く一本の桜その過ぎ去りし日よ
令和七年三月三十一日
2
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側溝の流るる水をはねる陽に魚影揺らいで春の天つ風
令和七年三月二十八日
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冬に春混じる気配の桜風春の曖昧に解けゆくわが身
令和七年三月二十六日
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温みゆく酷冬の水洗顔の指に確かめ老いの顔見る
令和七年三月二十一日
4
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湖の岸水仙の一叢光風に真白ひとつ生まれ来る春
令和七年三月十八日
2
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この冬の雪散りし空暮れなずみ家並みの灯淡く春待つ夜よ
令和七年三月十五日
2
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束の間の遠く遙かな春雷に小さくそよいだ白き水仙
令和七年三月十三日
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風温むシャッター通りの日溜まりに寒さほどけた早春の町
令和七年三月十日
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泣きそうな鈍色の空の街をゆく雪にはならねど冬、小糠雨
令和七年三月五日
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真澄なる冬の天空仰ぐれば小さき我執もいつか蒼に染む
令和七年三月三日
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電車去り通過駅に舞う雪花佇むわれに夜寒の淡雪
令和七年二月二十八日
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