天野まどかさん
のうた一覧
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コンビニに用もないのに立ち寄って人の声聞く秋の夕暮れ
令和七年九月二十八日
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ここにいて帰らないでと言う君の爪が背中の肉に食い込む
令和七年九月二十八日
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岬にはバニラアイスの色をした灯台ひとつ夏のおわりに
令和七年九月十四日
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ラスコーリニコフの斧の一撃のごとくスイカを割った夏の日
令和七年九月十四日
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次はいつ来るのと言った深海のイソギンチャクのような唇
令和七年九月十日
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泡を吹く蟹の手足を引き抜いて子らがいじめる暗き岩陰
令和七年九月十日
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口を開け白目を剥いて眠る人向いの席に夜の地下鉄
令和七年八月三十一日
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どぶ川に浮んだ泡のつぶやきに耳を澄ませて居れば夕闇
令和七年八月三十一日
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ハイヒール凶器のごとく新品の靴を突き刺す満員電車
令和七年八月二十四日
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むらさきの海に映った一すじの花火も消えて夏は過ぎゆく
令和七年八月二十四日
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子守唄替わりに車輪の音聞いて乗り過ごしゆく最終電車
令和七年八月二十四日
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問題を先送りするみずからに暑さのせいだと言い訳をして
令和七年八月十六日
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君の髪排水口にからまりて水はすっきり流れぬままに
令和七年八月十六日
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歌に言う「可愛いだけじゃだめですか?」だめです世の中甘くないです
令和七年八月十六日
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熱きもの胸の奥からこみ上げて慌てて蓋する飛び散らぬよう
令和七年八月三日
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七転び八起きで生きて転ぶ時いつも誰かに踏みつけられる
令和七年八月三日
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はつなつのバニラアイスの色をした灯台霧の中にまぎれる
令和七年七月二十八日
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エンジン音高く唸らせ暴走車過ぎて残った暗き衝動
令和七年七月二十八日
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砂の城波に崩されゆく過程じっと見ている夕暮れ時に
令和七年七月二十二日
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肉片を鉄板にのせ焼くように猛暑の舗道で焼かれていたり
令和七年七月二十二日
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