天野まどかさん
のうた一覧
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綺麗事ばかりのたまう人がいて大河ドラマのごとき陳腐さ
令和七年三月二十二日
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きらきらと淡い光の渦となる逃げゆく蝶の銀の鱗粉
令和七年三月二十二日
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むせて吹く飯粒拾い食わんとす米も高価なこの世思えば
令和七年三月二十一日
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春日射しきらきら埃が舞っている在庫を吐いた空の倉庫に
令和七年三月二十一日
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抜いた歯の跡の隙間の暗がりを見せて笑えば日も翳りゆく
令和七年三月二十一日
1
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日輪を呑み込んでゆく雲群を見れば疑念がたかる脳髄
令和七年三月十五日
1
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どこにでも転がっている石ころのように暮らしぬ路地の外れに
令和七年三月十五日
2
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赤錆のごとき夕焼浴びながら工業地帯の川流れゆく
令和七年三月八日
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蛸のような不安が頭に吸い付いて明るい笑顔吸い取られゆく
令和七年三月八日
1
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憤死した人を秘かに運び出し口をつぐんだ山あいの村
令和七年三月三日
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折々に弱音を吐けど今日もまた駅への坂を登りゆくなり
令和七年三月三日
4
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雨足の激しい音が反響す廃工場の錆びた天井
令和七年二月二十八日
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すり減った靴底引き摺り帰りゆく矜持を一つ胸に庇いて
令和七年二月二十八日
5
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稲光浴びて夜空に鉄塔は覚醒の後また眠りゆく
令和七年二月二十四日
2
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甲高くサイレン響く夜にして月は赤味を帯びて輝く
令和七年二月二十四日
3
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再会はまだ先のこと春の花寒夜に独り思い描けり
令和七年二月十九日
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洗いたての服にやさしく吹く風が春はそこまで来ていると言う
令和七年二月十九日
2
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若者の特権だった反逆の狼煙は消えて遠い落日
令和七年二月十二日
2
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凍て星のごとき悲しみ胸に散らし夜のしじまに耳を澄ませり
令和七年二月十二日
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ボタン一つ取れかけているボロ服を風に吹かせて冬の海見る
令和七年二月九日
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