笹舟さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
薄明に月は眠りて陽も未だ 天主はいずこ鳥の問う声
令和六年十一月二十五日
1
もっと見る
言の葉の枯れて降る日々寂しさに 古書店街をそぞろ巡りつ
令和六年十一月十五日
6
もっと見る
疾しきを後世に託して夢枕 密かに侍り嗤うしょうけら
令和六年十月三十一日
2
もっと見る
山纏う錦のくくる水底の さざれ石さえ黄金を装ふ
令和六年十月二十日
2
もっと見る
薄野の尽きる果てより白兎 空を望みて駆けのぼりゆく
令和六年十月十七日
4
もっと見る
ひとときの城を行き交う影は去り 寂れて久し 秋の砂浜
令和六年九月二十七日
1
もっと見る
爪を染む色を紅葉に彩りて 手繰り寄せたき秋の袖口
令和六年九月十九日
8
もっと見る
陽炎が蕩けて踊る眩暈坂 心俄かに天へ昇りぬ
令和六年九月三日
4
もっと見る
朝顔の萎む帰り路なお遠く 風は潤みて夕立近し
令和六年八月二十七日
6
もっと見る
短夜を惜しみて歌ふ鈴虫の 律に重ねる線香花火
令和六年八月二十六日
6
もっと見る
蒼き淵見惚れてあわや苔滑り 河童笑いて泡弾けたり
令和六年八月十九日
4
もっと見る
青時雨 深く沁みいる古傷は 遥かな郷の日々や覚ゆる
令和六年八月十三日
2
もっと見る
夏陽より陰に逃るる魍魎も 夜涼みすれば人に出で逢ふ
令和六年八月二日
1
もっと見る
晴天に荒ましく降る蝉時雨 濡れ肌拭う そよ風に恋
令和六年七月二十七日
3
もっと見る
熱に倦む夏夜を砕く雷に 肝は冷えどもまして寝つけず
令和六年七月二十二日
2
もっと見る
からからと笑う氷は軽やかに 火照る体に涼風を呼ぶ
令和六年七月十一日
9
もっと見る
仄暗き木下闇に月浮かび 怪しく見れば憩う黒猫
令和六年六月二十五日
4
もっと見る
醒めたまま暁闇を迎ふらむ 独り満ちゆく月の寝る頃
令和六年六月十三日
8
もっと見る
長雨が腐す想いを独りごつ 濯ぎ流して疾く忘ればや
令和六年六月八日
6
もっと見る
童持つ色とりどりの洋傘の 集う雨の日あじさいが咲く
令和六年五月三十日
9
もっと見る
1
|
2
|
3
>>