薪さん
のうた一覧
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満月を溶かして飲み干すハイボール 明日からはまた欠けてゆく日々
令和五年九月十日
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一月の銀杏並木は透きとおる魚の骨格標本に似て
令和五年九月十三日
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うつくしい言葉を齧って咀嚼して 今日よりましなわたしになりたい
令和五年九月十日
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短歌とは心から吹きこぼれるもの 鍋の火を止め そっと覗いて
令和五年九月十二日
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如月の雨はやさしい おいていくひとにも おいていかれるひとにも
令和六年二月十九日
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ビル群の稜線なぞってすっぱりと鋏を入れる午後の寒空
令和五年十一月二十六日
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かすかなる刺繍レースの衣擦れは きみの幸せ あふれた合図
令和六年二月十七日
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はるのうみ風穏やかに南南東いちばんきれいなきみをみおくる
令和五年九月九日
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御苑前 秋とはもたらされるもの 紙袋の中 柘榴が二つ
令和五年九月九日
5
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夏の通夜帰りに握ったきみの手が冷たくて添い遂げようと誓った
令和五年九月九日
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地獄絵を拝んだ帰路で振り返る 六道の辻は晩夏の翳り
令和五年九月十日
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禁煙を守れなかった日の君は迎えに来たがる 叱られたがりめ
令和五年九月十六日
5
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空っぽの白い画廊を覗き見る 彩られる午後を待ち侘びて
令和五年九月三十日
5
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蕎麦を食べ蕎麦茶を啜る傍らの 母の小皺に降り積もる雪
令和五年十月八日
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車窓から眺める林檎農園は生徒の如き低木の列
令和五年十月十二日
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いまだけはうんとやさしいうたをききたいわたしのことあいせるように
令和六年二月十七日
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春の夜にお似合いの歌ばかり吐くプレイリストと闊歩す花冷え
令和五年九月十八日
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押し切って冷たい麦茶を飲んだから 頭の奥がつんとして 夜
令和五年九月二十日
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有線のキラー・クイーン口ずさむ セブンイレブンにも秋の宵
令和五年十月九日
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よく晴れた秋の朝にも火災あり どうか無事でと祈る無力さ
令和五年十月十三日
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