fateさん
のうた一覧
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今年初 つくつく法師の鳴くを聞く 宿題終わらず泣いてたなぁ
令和五年八月十二日
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人気ない 神社参れば 池の主跳ねるは お告げか戒めか
令和五年八月三日
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みずから意思持ち立ち上がるかの如き入道雲に 我 ひれ伏す
令和五年八月三日
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夏の雲 気づけばいつも探してる 貴方の横顔似たフォルム
令和五年八月二日
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サングラス日傘に扇子に手袋に ジャグリングのピエロのごとし
令和五年七月三十日
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貴方に寄りかかりて うたた寝す 夏 自立した女を夢見つつ
令和五年七月三十日
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幼き日 百日紅の花びら集め いかに綴じよう 夏のかけらを
令和五年七月二十四日
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ゆでたまご 殻が綺麗に剥けたよと 喜ぶ貴方と二十一年
令和五年七月二十四日
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五十にして天命を知るというけれど まだ自分探しの迷い猫
令和五年七月十六日
3
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お風呂場が 夢の舞台に早変わり 若者の汗 歌とともに流るる
令和五年七月十五日
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とりあえず 今日を生き抜いてみるかな 日めくりカレンダーのように
令和五年七月十五日
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傘なくす 今ごろ誰の手にあるか 願わくばその幸多きことを
令和五年七月十五日
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今日こそは くっきりと夏来たるなり ファンファーレのごとき蝉時雨
令和五年七月十一日
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宝石なんて興味ない でも茹でた 青梗菜 翡翠色羨む
令和五年七月九日
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短冊を 渡せば平和としたためた あのじいちゃんはいずれの星か
令和五年七月七日
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雨あがり 家族そろいて 夕暮れの空を見上げるありがたさかな
令和五年七月五日
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幼き日 雨が降れば 魅入ってた 鎖樋揺れ 雨の催眠
令和五年七月一日
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母がくれしポーチュラカ 花言葉どおり「無邪気」に咲きはじむ
令和五年七月一日
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水無月の次は文月 当たり前 されど毎年あわてふためく
令和五年七月一日
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老親の 冷蔵庫に鎮座する コンビニ切れてるバームクーヘン
令和五年六月三十日
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