睡密堂さん
のうた一覧
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虫の声気づけば絶えて街灯を頼りに帰る北風の町
令和五年十一月二十四日
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右側にかたむきながらおそらくはあちらが春でございと案山子
令和六年二月八日
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迎え火は焚かずキュウリを丸かじり君は馬より風に乗るはず
令和五年七月十三日
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くれなゐの八重の椿の花首が落つまたとない晴れやかな日に
令和六年二月二十三日
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かなしみは生まれた時に吸いこんだ空気にきっと含まれている
令和五年十一月十六日
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澄みわたる青の間に間に薄桃のまだ咲き初めの春告げの花
令和六年二月九日
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湯を沸かし麦茶を煮出す日没は早まれどまだ夏を残して
令和五年九月一日
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雲ひとつない青空に洗濯機回してる朝いい日になあれ
令和五年九月五日
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真っ白なスケジュール帳退屈をガムと一緒に噛む金曜日
令和五年九月八日
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十余年歳月経ても変わらない背景の無い写真の君は
令和五年十月六日
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駅までの距離がいつもより遠くに感じた初めてのハイヒール
令和五年十月十七日
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他愛ない話で笑いあううちに鎮火していく些細な怒り
令和五年十一月六日
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君の骨抱えて帰りお茶を淹れお疲れ様と問わず語りに
令和五年十二月二十八日
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旅人がひととき雨を凌ぐ駅待合室の外は廃線
令和六年一月十三日
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ひとりでは寂しかろうと雪だるまふたつ並べる足跡ひとつ
令和六年一月三十日
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今日の日が戦前と呼ばれぬようにずっと戦後でありますように
令和五年八月十五日
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歌も詩も問わず語りのものなれば心のままに楽しんでこそ
令和五年九月十七日
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命日に供えたものは酒と香それから尽きぬ思い出話
令和五年九月十八日
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何もかも投げ出した日に降る雨のぬるく優しく平等なこと
令和五年九月二十二日
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黄色から茜に変わる西の空誰の詩集を口ずさもうか
令和五年十月十五日
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