秋蒔こむぎさん
のうた一覧
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木々だけが刻む確かな季節の香ひとはある夜にはたと吸ひ込み
令和六年十月十七日
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過剰なほど金木犀が咲き誇る街に住...
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どしゃ降りに耳を澄ませて稲光じっと秒数数えるひとり
令和六年二月二十二日
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帰り道見上げた空は春近しさよならオリオン次の冬まで
令和六年二月八日
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息白く見上げた山のお隣の月の残りに勇気をひとつ
令和六年一月三十日
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そっと手を続く大地のその先へどうかどうかと願うことしか
令和六年一月三日
7
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灯台か街の灯りか流れ星さよなら明日ここを出ていく
令和五年十二月十四日
7
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月あかり見上ぐ平和のその先でうさぎは餅をつけますように
令和五年十月二十七日
7
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巡り来るほっと優しい祖母の愛箱いっぱいの泥のじゃがいも
令和五年十月二十六日
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力なくここは安全立ち尽くす夕立過ぎる窓枠の中
令和五年六月十六日
3
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夕涼み遠く眺めた対岸の街を冷まして紫陽花の雨
令和五年六月十二日
5
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雪の下春が顔出す北国の寒き陽だまり花待ちわびる
令和五年四月二十五日
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お隣はきっとお花見帰りだな花吹雪連れ車が停まる
令和五年四月六日
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誰だらう山が笑ふと云つたのはほんとに笑つてゐるではないか
令和五年三月二十四日
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雨上がり暦花見と書き込めば雨粒きらり光り春待つ
令和五年三月二十三日
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ああ今はそんな時だと海が云ふ 滿ちていくとき引いていくとき
令和五年三月十八日
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