そらまめさん
のうた一覧
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十余年 袖ふれ合いし 彼の人は 独り旅立つ 謎に包まれ
令和五年三月二十一日
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後悔の 種は尽きねど 枝は伸び 暑さの夏に 木陰落とさむ
令和五年三月二十一日
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韓ドラの 沼行くにつけ 百年の 呪いそろそろ もう解かばやじ
令和五年三月二十一日
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創世を 密かになぞる 夏の夜の 時を忘れて 語る夜更けに
令和五年二月二十二日
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思い出す たびに顔から 出る火もて 煮炊き賄う すべはあらずや
令和五年二月二十一日
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夏過ぎて 秋来たるらし 川風は ここで一つに 出町大橋
令和五年二月二十一日
4
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天上の 音色まといて 学舎の 銀杏の下の ひだまりの君
令和五年二月二十日
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食いつめる 人溢れさせ 矛研く 身を売る乙女 いつか来た道
令和五年二月十七日
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この結句 いずれ甲乙 付け難し やがては哀し 元が丙丁
令和五年二月十七日
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都路の 寒の戻りに 舞う雪は 淡き思いの ときめきに似て
令和五年二月十七日
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如月の 光日に日に 満ちゆきて きらり川面は 雪解けの水
令和五年二月十七日
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東京は 坂多いねと 六本木 名残りの雪に 怖じつ浮かれつ
令和五年二月十二日
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価値観を共にすんのは教団や 先進諸国て言うとるけどな
令和五年二月四日
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世の中が変わってしまう! どのように? 封建制からやっと近代?
令和五年二月三日
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疫病は やがて去るとも 忘れじの 蕾膨らむ 一ノ舟入
令和五年二月二日
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徒に 心誘う 酒旗の風 盃勧む 人も無ければ
令和五年二月二日
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身は遥か 何処にありや 魂魄の 愛でずおくまじ 雪の金閣
令和五年二月二日
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東山 たなびく雲の 行く先に 未来問いたし ありやなしやと
令和五年二月二日
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ちょと高価し けど具合良し 傷パッド ナイフ刺した掌 縫わず治りぬ
令和五年二月二日
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大橋を 今宵渡れば かにかくに その日待つ間の 浮世一刻
令和五年一月二十三日
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