こるちぞうさん
のうた一覧
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風の道教えるように電線は家並みをぬけるその先の空
令和五年五月十一日
8
家や倉庫の隘路の通りを風は吹き抜...
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遊ぶ聲絶えて久しきこどもの日泳がぬ鯉の雲の白浪
令和五年五月五日
10
子供はおらず鯉のぼりも探せません...
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バサッバサ身を折りながら眞鯉鳴く風を喰らへよあがゐて踊れ
令和五年五月三日
10
高く泳ぐ鯉のぼりをこの頃見ません...
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ショベル振る重機の唸り雪崩し畑が畑よみがえる春
令和五年三月十七日
8
雪捨て場になっていた畑の雪の山を...
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つんどくの崩れし本を手に取ればそのときはまだ危險な話
令和五年三月十一日
9
あの日に崩れた山積みの本を無造作...
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雪の畑薄墨になるかんじきの跡示したる春の訪れ
令和五年三月六日
21
農家の消雪の作業が始まりました。...
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結局は少なかつたとこの冬の雪捨て場所に積む雪はなく
令和五年三月五日
6
例年この時期は山のよに積んである...
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雪融けの雫の穿つ大穴に通路掘り出す雪投げ入れて
令和五年三月一日
7
開けた通路の雪を捨てるにはそこは...
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ほんわりと見しやそれともわかぬまにまぼろしとなる春の霞に
令和五年二月二十八日
9
このごろお名前が見えません…
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白粉ふく干柿食めばコオヒイを曇らせもせずしみゆく甘味
令和五年二月二十五日
7
菓子の甘みによってはコーヒーの味...
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大根の輪切り剥く手の庖丁の厚み迷ひて終へる一周
令和五年二月二十五日
7
このときは厚くむき終えました。厚...
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鯖干もの燒くガス臺の火加減に押すやボタンの譯も分からず
令和五年二月十七日
7
塩鯖と鯖の味醂干しを魚焼きグリル...
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採血のトレイの上の眞空の硝子の管の數の多さよ
令和五年二月十五日
8
実際は毎回7本なのですが際限なく...
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誰も居ぬ部屋の燈りは電球のまた磨り硝子越しのいにしへ
令和五年二月十二日
10
模様入りガラス越しに見た電球色蛍...
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好きなうた好きな歌人を變へよかな萬年筆の大橋巨泉
令和五年二月八日
3
パイロット萬年筆で思い出してしま...
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棚はから鯖の骨とりみりんぼしのこる骨とり甘辛ふらい
令和五年二月七日
4
歯と眼がいまひとつの母と自分の為...
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次の番の隣組長なんとかひとつ家おきお願ひが來る
令和五年二月六日
4
隣は高齢二人暮らしでままならぬの...
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十一時發の朝行き乘り遲れ始發までゐる彼誰地帶
令和五年二月四日
2
23時から4時までが魔の時間なの...
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重かろが雪を背負て腰を折る黒竹梯子手がまはらない
令和五年二月二日
4
黒竹の梯子ではなく黒竹と梯子です...
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凍てつけばしみて水道水も湯もいでぬ朝にも鳥は鳴くなり
令和五年一月二十七日
4
どれほど寒くても鳥は鳴くものだな...
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