奥月汀さん
のうた一覧
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朽ち花も悪くないねと嘯いて色に溺れる紫陽花の寺
令和五年六月二十八日
10
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さしかけた傘に隠したくちづけを見ないふりして湿る紫陽花
令和五年六月二十五日
10
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いろどりは褪せて悔いだけ残りたる遠ざかる恋はスケルトンリーフ
令和五年六月二十二日
4
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いきぐるしい夜の温気のせいにして肺の内まであなたに溺れる
令和五年六月十一日
4
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じんわりと滲みいる熱にほだされて手放せなくなる湯たんぽの恋
令和五年一月八日
9
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あたためた恋なら刃はいりませんバターナイフはするりと深く
令和四年十二月二十六日
6
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別れ際ひとつになる影立ち尽くすふたり駅改札は恋の舞台
令和四年十二月二十六日
6
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風よ風どうかそっとしておいて灰に埋めた熾火が灯る
令和四年十二月十六日
9
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熟れすぎた柿に似ている恋でした愚図愚図の甘さを持て余すだけ
令和四年十一月二十九日
10
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夜の果て蠍の焔で軀を灼いてほらどこまでもいっしょに行こう
令和四年十一月二十二日
4
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あの夜の涙のようです淡雪が水面にふれて融けてゆく音
令和四年十一月十六日
5
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いわゆる大人の事情ってやつですねシーズン2にあなたはいない
令和四年十一月十四日
8
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まぐわいの名残りにわかに匂いたち金木犀のように我を待つひと
令和四年十一月十三日
3
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修行僧のごとき険しいまなざしで生クリームを泡立てている
令和四年十一月十二日
7
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入念に研いだナイフを根元まで刺し違えたまま恋人たちは
令和四年十一月六日
5
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あきらめて散っていくのね、その声を黄金色した舗道に埋める
令和四年十一月六日
7
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ぬめらかな運河のうちに閉ざされてふたり彷徨うさかしまの街
令和四年十一月三日
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滑らかな水鏡でした。
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あらがえぬ予感のように濃くなりゆく匂いの先にいる金木犀
令和四年十一月二日
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金木犀の香りにはどうしても郷愁を...
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首筋にちりばめられた秘めごとをタートルネックと分かちあう朝
令和四年十一月二日
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賞味期限ぎれのあなたと目があってAM1時のキムチチャーハン
令和四年十一月一日
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