飛和さん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
春嵐だったのだろうパーティーの終わった部屋に散らばるひかり
令和五年三月一日
5
もっと見る
パフェグラスの底に残った銀色のスプーンはそっと光を掬う
令和五年一月六日
5
もっと見る
絶望の中で独唱するきみの傍で開いてゆく蓮の花
令和四年十二月三十一日
7
もっと見る
特別を待つのは終わり 金縁のティーカップを飾り棚から出す
令和四年十二月二十九日
8
もっと見る
ルビのない旧字が歌集のあちこちで砂金のように煌めいている
令和四年十二月二十二日
13
もっと見る
幸せの方へ秤を傾けるようにお皿に並べるカヌレ
令和四年十一月二十九日
8
もっと見る
雪解けを見守る日々もいとしくて薄く切っては食べるシュトレン
令和四年十一月二十九日
5
もっと見る
ラベンダー香る小瓶を傾けて楽園に近づけるバスルーム
令和四年十月三十日
7
もっと見る
この冬の先触れとしてモンブランケーキが薄く纏う粉雪
令和四年十月十五日
3
もっと見る
秋の陽がオルゴール箱の蝶番へと反射して華やぐカノン
令和四年十月八日
4
もっと見る
羊羹が艶めく理由は星々が眠った夜空を切り取ったから
令和四年九月九日
2
もっと見る
どら焼きの満月を割れば零れ出す生クリームの真白い光
令和四年九月九日
2
もっと見る
まだ遠い秋を手招きするように蜻蛉模様の扇子をあおぐ
令和四年八月十日
12
もっと見る
星々の終の棲家であるように線香花火の赤は煌めく
令和四年八月七日
4
もっと見る
氷さえ深い緑に染め上げて抹茶フロートの森の静けさ
令和四年八月七日
5
もっと見る
きっとこれサファイアだねって言いながらフルーツゼリーを掬って食べる
令和四年八月七日
6
もっと見る
夏の日の海の呼吸にひと匙の恋を足したらレモンスカッシュ
令和四年八月七日
4
もっと見る
縁側で寝転ぶ吾子の手のひらに移った甘いスイカの匂い
令和四年七月二十四日
8
もっと見る
また君に逢うため起きていたんだと思う、おやすみ明けの明星
令和四年七月二十三日
6
もっと見る
カシスオレンジに宿った夕焼けが今日という日を引きとめている
令和四年七月二十日
4
もっと見る
1
|
2
|
3
|
4
>>