飛和さん
のうた一覧
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筆先にふくんだ墨の濃淡で白紙に咲かせてゆく夏椿
令和四年六月五日
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人生の噐を金継ぎ出来たなら大きな欠けは一等煌めく
令和四年二月三日
13
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ルビのない旧字が歌集のあちこちで砂金のように煌めいている
令和四年十二月二十二日
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雨の粒一つ一つに紫の絵の具を溶かして満ちる藤棚
令和四年五月四日
12
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まだ遠い秋を手招きするように蜻蛉模様の扇子をあおぐ
令和四年八月十日
12
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舞い落ちた花びらひとつ肩に乗せあなたは春の運び手になる
令和四年三月十五日
11
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辛口のジンジャエールをグラスへと注ぐここにも初夏の木漏れ日
令和四年五月二十六日
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陽だまりのようにあなたが笑うから春と定めて開くタンポポ
令和四年四月三日
10
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「寂しい」と「寒い」は似ていてとりあえずポインセチアをひとつ購う
令和四年十二月十三日
10
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ふかふかの生地にじんわりバター乗せ とろりとシロップかけるしあわせ
令和四年二月四日
9
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紅茶へと輪切りレモンを浸すとき水面に溶け出す黄色の日差し
令和四年五月九日
9
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紫陽花に色を問うよりただそっとその美しさを眺めていたい
令和四年五月二十九日
9
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ストールを重ねて巻けば秋薔薇の仲間に入っていけそうな朝
令和四年十月七日
9
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きっと冬生まれの親指姫もいて寒椿ふわりと花開く
令和五年一月二十七日
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綿あめを作るみたいに神様は春の空気をやわらかく編む
令和五年三月一日
9
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行き場ない雨が独りの部屋に降る「ごめんなさい」を噛みしめたまま
令和四年二月三日
8
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白砂に日々描かれし水紋の変はらなさこそ今は愛しい
令和四年二月五日
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苔庭の緑がひかる理由はね 宇宙がちょっぴり混ざっているから
令和四年二月十五日
8
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落下していく花びらのその音を聴く静けさを私にください
令和四年二月十八日
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春だって笑顔ばかりじゃないことを花曇りの日が教えてくれる
令和四年三月十一日
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