飛和さん
のうた一覧
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きみはまた無造作に夜の水盤にふれて光を零してしまう
令和五年七月十九日
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立っているものが偉いと誰がいつ決めたのだろう、ねえ芝桜
令和五年五月十九日
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芍薬は立て直されて美しく、美しくあることの苦しさ
令和五年五月十九日
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他人様の庭の倒れた芍薬に声を掛けたくなる朝がある
令和五年五月十九日
5
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はつなつの光の中でまなぶたを閉じれば羽をひろげる孔雀
令和五年四月二十七日
8
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でも春は隣にあって見上げれば優しく咲いているハナミズキ
令和五年四月十四日
8
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春嵐だったのだろうパーティーの終わった部屋に散らばるひかり
令和五年三月一日
5
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離れれば光も過去の残像できみは数多の星座のひとつ
令和五年三月一日
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綿あめを作るみたいに神様は春の空気をやわらかく編む
令和五年三月一日
9
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改版で消えてしまった一行を諳んじられるほどに片恋
令和五年一月二十七日
5
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きっと冬生まれの親指姫もいて寒椿ふわりと花開く
令和五年一月二十七日
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パフェグラスの底に残った銀色のスプーンはそっと光を掬う
令和五年一月六日
5
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絶望の中で独唱するきみの傍で開いてゆく蓮の花
令和四年十二月三十一日
7
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特別を待つのは終わり 金縁のティーカップを飾り棚から出す
令和四年十二月二十九日
8
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ルビのない旧字が歌集のあちこちで砂金のように煌めいている
令和四年十二月二十二日
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それぞれが受け継ぐひかり白銀の懐中時計を磨き続ける
令和四年十二月十七日
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枝の先から影絵へと変わりゆく冬に抵抗する赤い柿
令和四年十二月十四日
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「寂しい」と「寒い」は似ていてとりあえずポインセチアをひとつ購う
令和四年十二月十三日
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神様がひっくりかえす砂時計 銀杏の金色が降り積もる
令和四年十二月十日
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真っ白な冬毛に変わるライチョウの生存戦略の美しさ
令和四年十二月二日
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