終夜さん
のうた一覧
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夢にのみ人に逢ふべき身にしあれば飽きに飽くまで明けぬ夜もがな
令和三年十月十二日
11
夢の世界でだけあの人に会える、...
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うたたねの夢ぞはかなきかりそめに見し面影をいかでとどめむ
令和三年十月十二日
10
うたたねの夢は短くて儚いものよ...
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天の海や漁火と照る星の間を桂を真帆に月漕ぎ渡る
令和三年十月十一日
11
比喩:天(空)=海、星=漁火、...
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君想ふ身は色変へぬ松なれや秋にうつろふ心やはある
令和三年十月十日
7
あなたを想う私は色変えぬ松なの...
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君かれて年古りにける我が宿に昔ながらの花の香ぞする
令和三年十月九日
11
君が離れてしまってから長年経っ...
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いくべくも思ほえぬ世の道なれど君こそかたき絆なりけれ
令和三年十月八日
6
訳:生きていけそうだとも思えな...
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あな憂とてひとり泣きゐる人びとの心を照らせ秋の夜の月
令和三年十月八日
6
訳:「ああ、辛いなあ」と言って...
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ぬばたまの夜空流るるもろ星や弓張月の射る矢なるらむ
令和三年十月七日
13
弓張月(半月)を弓に見立て、流...
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戀すともかかる我をば誰か見む夜な夜な月の通ふばかりぞ
令和三年十月七日
6
こんな私と誰が恋人になってくれ...
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