茂作さん
のうた一覧
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うすくこく色をまじへて青もみぢ光こぼれる初夏の空
令和八年五月二十三日
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あぢさゐの花芽ほころぶ氣配あり五月の雨の降り續く午後
令和八年五月四日
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春ふかく萠える正木のあさみどり音せぬ雨に濡れつつぞある
令和八年五月二日
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見渡せば芋の花さへ咲きそめてこのもかのもに夏色の影
令和八年四月二十六日
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うぐひすの物憂く鳴ゐて卯の花の花のつぼみに夏色の風
令和八年四月二十日
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鶯のまだととのはぬ聲のしてほどけぬ梅の細枝搖れたり
令和八年三月十四日
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とどろきて落ちる飛沫に洗はれぬマイナスイオン神の吐く息
令和八年三月十三日
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三月の霞む空にも交じらわずただ一色の菜の花畑
令和八年三月十一日
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山あいの梅の香りをたづねてはなお瀬をのぼる若鮎のむれ
令和八年二月二十一日
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こよみにはいまぞ大寒しかすがに蝋梅の芽のややもふふめり
令和八年一月二十三日
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鳥も去ぬ風に枯れ葉は散り果てて空さびしかる冬の梢ぞ
令和八年一月九日
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初霜の朝の寒さに身じろがず葱は絶えぬる物云はずして
令和七年十二月十日
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甘柿の木末たわわに實を垂れて朱を深める市川の里
令和七年十二月八日
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冬枯れの畑にうちたち亂れなくなほ緑なる長ねぎの列
令和七年十二月三日
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湧く水はあくまで清く澄みすみて水底ばかり影も寫さず
令和七年十一月二十九日
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黒豆の鞘くろぐろと秋の日の暮れ行く空にひかり輝く
令和七年十一月二十六日
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間もなく収穫です 乾燥させて...
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秋深くなりぞしにける借り畑に木々の枯れ葉の降りつもりつつ
令和七年十一月二十二日
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秋もややはだ寒くなる夕風になびく薄のなに誘ふらん
令和七年十一月十七日
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ふりまよふ雪のごとくに散りにけり銀杏をよぎるひとむらの風
令和七年十一月十一日
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初時雨降りにし日よりとなり家の庭の柿の實いろまさりゆく
令和七年十一月九日
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