茂作さん
のうた一覧
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時は今秋になりぬと片丘に涼風吹ゐてあきあかね飛ぶ
令和八年八月二十九日
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夕立の雨うち降れど向日葵の雲に向かひて雄々しくぞ立つ
令和八年八月二十五日
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時待ちて鳴けるひぐらし聲やみぬ此の面彼の面にあきあかね飛ぶ
令和八年八月二十二日
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濡れそぼつもろこしの葉のうちなびきひとむら過ぎし夕立の雲
令和八年七月二十九日
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ひまはりは空の高みへ咲きにけりものの哀れを知らぬばかりに
令和八年七月二十七日
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初蝉のためらひつつも鳴きいでしこずゑに夏のひかりまじりて
令和八年七月二十六日
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梅雨明けの兆しなるらむ雲居には夏うぐひすのほがらかに鳴く
令和八年七月九日
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ほととぎす聲なかりせば卯の花の咲かぬ里には夏ぞ知られぬ
令和八年六月十四日
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まだらなる緑交じりて青もみぢ梅雨の晴れ間にひかりてぞ見る
令和八年六月十一日
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梅雨晴れ間あぢさゐの花ひかり浴びいまひとしほに色まさりけり
令和八年六月十日
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うすくこく色をまじへて青もみぢ光こぼれる初夏の空
令和八年五月二十三日
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あぢさゐの花芽ほころぶ氣配あり五月の雨の降り續く午後
令和八年五月四日
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春ふかく萠える正木のあさみどり音せぬ雨に濡れつつぞある
令和八年五月二日
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見渡せば芋の花さへ咲きそめてこのもかのもに夏色の影
令和八年四月二十六日
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うぐひすの物憂く鳴ゐて卯の花の花のつぼみに夏色の風
令和八年四月二十日
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鶯のまだととのはぬ聲のしてほどけぬ梅の細枝搖れたり
令和八年三月十四日
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とどろきて落ちる飛沫に洗はれぬマイナスイオン神の吐く息
令和八年三月十三日
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三月の霞む空にも交じらわずただ一色の菜の花畑
令和八年三月十一日
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山あいの梅の香りをたづねてはなお瀬をのぼる若鮎のむれ
令和八年二月二十一日
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こよみにはいまぞ大寒しかすがに蝋梅の芽のややもふふめり
令和八年一月二十三日
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