茂作さん
のうた一覧
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なかなかに花芽出さぬと幼子が 雨の降るのに今日も水遣り
令和六年五月二日
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冷たい雨の一日でした
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幼きの小さな歩みいそがせて 土筆摘みにと春の土手行く
令和六年二月二十二日
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銀杏の葉 兩手一杯抱きこんで 空に彈けるこどもらの群れ
令和五年十一月二十六日
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お轉婆もやんちやも楚々と宮參り 紅葉色附くお澄ましの顏
令和五年十一月十三日
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七五三のシーズンです
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子らはみな歸れと告ぐる鐘の音に 誘はれてこそ山ばとの鳴く
令和五年八月二十六日
31
夕方になると自治体からの鐘の音が...
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つくつくと急かすやに鳴く法師蝉 夏の宿題まだ半ばなり
令和五年八月二十一日
14
孫たちの宿題はまだ終わっていない...
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幼らに入道雲と教へては 家路を急ぐ夕立の空
令和五年八月七日
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久しぶりの雨でした
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サクサクと只ひたすらに黍を食む 孫の齒音の嬉しかりけり
令和五年七月二十四日
12
今年はトウモロコシが豊作です
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音立てて熟れし工合を聞てけり 西瓜喰はせと孫が強請れば
令和五年七月十九日
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まだ少し早いようです
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サクサクと黍食む孫の齒音聞く 梅雨の晴れ間の嬉しかりけり
令和五年七月三日
13
一寸早いかなと思いながら収穫した...
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朝ぼらけ西瓜の雌花見つけては にはかに浮かぶ子らの食む顏
令和五年六月二十九日
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着果を確実にするためには人口受粉...
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去年は押すこのふらここに孫立ちて 高い高いと自ら蹈めり
令和五年六月十五日
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去年は私が押していたのに… ...
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昔せしをさな遊びをなつかしみ 道に繪を畫く子を見つるかな
令和五年五月五日
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昔も今も子供たちは道に絵をかくの...
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隣家にも幼なの騷ぐ聲すなり 子が子を連れて里歸りかも
令和五年四月二十日
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珍しく子どもの声が聞こえました
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子の住まぬ部屋に貼られたクレヨン畫 かくも遠くの思ひ出となり
令和五年三月十日
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嘗ての子供部屋には当時の絵が今で...
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「内緒だよ」そつと教へる枕元 サンタの正體兄弟の祕密
令和四年十二月二十五日
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孫たちはプレゼントをもらったでし...
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お轉婆もやんちやも楚々と宮參り カメラに向けるお澄ましの顏
令和四年十一月十五日
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よい記念になりますように…
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かけ直す薄き蒲團に眠る子の 足の小指は隔世遺傳
令和四年九月二十八日
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孫の足の小指は私にそっくりです ...
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祖父はいつそんなに歳を獲つたかと 孫に聞かれる夕燒けの道
令和四年五月二十日
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子どもは色んなことに疑問を持つよ...
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三つの子が遊ぶ公園掲示板 見附けた兄の名ひらがな一つ
令和四年五月十四日
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文字に興味を覚え始めた三歳の孫 ...
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