茂作さん
のうた一覧
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かしこしや奈良の都の神の鹿 あたま下げては餌にはありつく
令和六年五月三十日
13
インバウンドで溢れかえっていまし...
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おほやけを仕舞ひし人の集ひして 晝酒舐めて世を嘆げきけり
令和六年五月二十五日
13
昼間から開いている居酒屋も増えて...
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春の菜を終へて畑打つ翁らの 背中に汗沁み夏やたつらむ
令和六年五月七日
15
いよいよ夏野菜のシーズンです
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辛きこと聞きたる朝やひたすらに やすきを祈り二年となる
令和六年二月二十四日
20
露軍侵略から二年です
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家々に儺やらう聲の聞こえ來て 何處に鬼は住まひを移す
令和六年二月四日
15
近年では豆まきよりも恵方巻のほう...
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若き日の過ち直すすべもなし せめてまことの名にて逝かまし
令和六年二月二日
14
長い偽名での逃亡生活の最後は何を...
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身に染みて冷たかりけり今日の雪 假の宿りのふるさとの人
令和六年一月十五日
12
妻の故郷の復興は叶うのでしょうか
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松の内仕舞ひて賀状を片附ける 貰はぬ人の今を思ひて
令和六年一月十一日
13
昨年まで頂いていたのに・・・
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松の内明けてちまたは靜かなり 冬の心の戻れる夕べ
令和六年一月九日
14
年神さまが帰って行かれました
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書き初めの墨の香りの新しき 寫す心經同じなれども
令和六年一月四日
14
*心経=般若心経
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手水にも錢がおかれて初詣 よき年なれと祈り重ねる
令和六年一月二日
12
明けましておめでとうございます
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おごそかに除夜の鐘の音撞きあげて まことに今や今年とはなる
令和六年一月一日
11
みなさま、良いお年をお迎えくださ...
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年ごとに替へる暦はいつしかも あまたとなれり壁の鋲あと
令和五年十二月三十一日
17
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殘る日を片手の指に數へては わが身につもる歳をぞ思ふ
令和五年十二月二十五日
14
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忘れじと妻が手渡す柚子の實の 湯氣の香りに冬は至りぬ
令和五年十二月二十四日
16
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木枯らしのゐたくな吹きそ世の中の 人の心のさらに冷えなん
令和五年十二月八日
12
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もの云はぬ猛き獸の哀しけれ 里にい出來て人と爭ふ
令和五年十月二十四日
16
熊には熊の言い分があるはずですが...
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「でつかいよ」聞くに笑顏も誘はれる 芋掘る子らの聲高くして
令和五年十月十五日
16
隣の畑では子供たちの歓声が上がっ...
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穫り入れや喜び滿つる穫り入れの あとに始まるうんちく話
令和五年十月十二日
11
今年は皆さんサツマイモの出来は良...
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九重の雲居の夜はなほ長し 月を思ひて恨み過ごせる
令和五年九月三十日
14
残念ながら地元は雲がかかっていま...
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