ぜんまい時計さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 色褪せて地に還り行く落ち葉にも この夕空の赤届くべし 令和五年十二月十四日 17 うすべにさん。 鮮やかな像から... もっと見る
- 歩み止め源を辿りて安堵せり 木犀香ればもの懐かしく 令和五年十月五日 13 この花の香りにだけは足を止めて ... もっと見る
- 指掴む蝉を起こせば飛び立ちぬ 草も木も無き ビルの壁間に 令和五年七月二十九日 15 焼け付くような廊下に 仰向けの... もっと見る
- 開墾の原野に倒す椋木の断末魔にや蝉の一鳴き 令和五年七月二十四日 10 「原野」は太古からの樹木と 昆... もっと見る
- 梅雨梅雨と畫面の美人囃せども 無聲の空の 虚僞を指す青 令和五年六月二十日 8 皮膚感覚ですが、 「今年は梅雨... もっと見る
- 権利証 仏壇に置き手を合はす 狭くも地目 原野とあれば 令和五年六月十四日 7 我が家の食料自給率ゼロに 抗う... もっと見る
- 灰色に咲きて揺れつつ乾きゆく 藤の告げしは夏の憂ひか 令和五年四月二十五日 11 見慣れた裏の林の藤の花が今年は ... もっと見る
- この秋を最期と聴かむ虫の声窓開け放せば風はや寒し 令和三年九月二十八日 7 雑木林が家を飲み込む勢いで迫って... もっと見る
