夕桐さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 冬囲い外して枝を整える時の私はマエストロかな 令和五年三月二十三日 14 まだ北側のヒノキの横は雪が少し残... もっと見る
- 緋の入りつ帶に紋なす浮御堂かさね色目の衣纏ふらめ 令和五年一月十四日 11 まだ一度も行った事がない憧れの景... もっと見る
- ひつそりと真つ赤な椿さく雪の はらふことすら憚るる 令和四年一月二十一日 6 さらさらの雪なら我慢もできようが... もっと見る
- 真青きのエーゲ海を見晴るかす リコリス白のベール弧を描き 令和三年九月二十五日 5 エーゲ海を遠くに見渡しながらヒガ... もっと見る
- 千年も樹齡が經てば自ずから 神ぞ宿りし聞き咎むらし 令和三年八月五日 7 千年も時を経た樹は、自ずから ... もっと見る
- 石清水流るる山の寺ゆかば 放下眞し風鈴の鐘 令和三年七月二十五日 4 石清水の流れる山寺に行けば 一... もっと見る
- 幾重もの薄衣祕むる扉あけ ダビンチの薔薇微かに咲きなむ 令和三年六月三十日 2 オールドローズのレオナルド ダ... もっと見る
- せせらぎの水車のほとり赤錆の 石と見違ふ沢蟹ぽつり 令和三年六月三十日 7 水車のそばで目にした沢蟹は 赤... もっと見る
- 花活くる孔雀の羽を眞に添へ 格子戸見上ぐる夏の三日月 令和三年六月三十日 4 花を習っていた時に、孔雀の羽 ... もっと見る
- 木漏れ陽に隱るる水面搖らめゐて 色めき出づる睡蓮眩れむ 令和三年六月二十九日 9 水面の映る睡蓮が木漏れ陽に揺れ ... もっと見る
- 風に乘るタープの如きシーツ搖れ緩やかな坂ひかり彈けて 令和三年六月二十九日 4 シーツは、キャンプのタープ の... もっと見る
- 虹の丘つばめ行き交ふ遊歩道ひなびた家に燈りわけあひ 令和三年六月二十九日 4 幸福な王子と燕の物語から 歌を... もっと見る
- 今めかし 戲るるやうな つる薔薇に桃かぜゆらぐ調べ かげらふ 令和三年六月二十七日 2 毎年この時期は我が家の庭が薔薇に... もっと見る
- 散る花もさも惜しげなり労はしく 雨降る前ぞ花を切るやも 令和三年六月二十七日 2 庭に咲く花は散るのも愛おしく、雨... もっと見る
