葛城さん
のうた一覧
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行き違ひ下りつつ坂を振り向けば猫も振り向き我を見返す
令和三年一月二十二日
8
撒かれた凍結防止剤の粒子で逆に危...
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靜か夜を何吠ゆるらむ寒犬の聲に目覺めて寢返りをうつ
令和三年一月二十一日
6
今はおりませんが昔は犬を飼ってい...
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雪よりも冷え勝るかな霜の朝流石に鳥も鳴かぬ靜かさ
令和三年一月二十日
13
鳥たちもやはりさむいのでしょうか...
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曉烏高き梢にとまり居て 睥睨しつつ何騷ぐらむ
令和三年一月十九日
10
一羽だけのようですが、断続的に鳴...
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再びは二人しのべず一掬の泪にふふむ熱き思ひ出
令和三年一月十八日
7
いつの間にこんなに時間が経ったの...
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納め置き繰り延べはせぬ再びは文箱に閉ざす地獄絵巻きを
令和三年一月十八日
9
友の被災死を確認してから私と彼と...
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薄雪を被りて開く八重椿 朝窓開くるその色見むと
令和三年一月十七日
8
雪の降る前のようには昨夜は冷えず...
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そこはかとなき心身の乖離さへさて置き寢間に惰眠むさぼる
令和三年一月十六日
7
起きなければと思いながら体がそれ...
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門松を解体しつつたわわなる南天の実を庭に施餓鬼す
令和三年一月十五日
17
今年はとんど祭りも自粛です。 ...
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加古川の澱みに集ふ鳰鳥の背を弄るかな寒曉の風
令和三年一月十四日
14
暁時の一番寒い中、水際の枯草の間...
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寒き夜を明石の川の釣り天狗寒鮒釣りに熱上げるかな
令和三年一月十三日
14
去年、一昨年と続けてまずまずの釣...
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去年の夏の皮の固かる茄子漬けをやをら食むなり朝鬻に添へ
令和三年一月十二日
8
残り物でした。 私は浅漬けより...
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淨璢璃の喉きかせむと慣らしをれば誰ぞ病むやと人の問ひけり
令和三年一月十一日
10
いい気になっておりますのは自分だ...
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吐く息も白く凝れる暁闇にものみな凍みる音を聞くかな
令和三年一月十日
17
実際にはそんな音を耳が捉えるので...
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降る雪の間斷なきに積めばこそ什噐を持ちて取り除かしけれ
令和三年一月九日
17
溝掃除くらいにしか出番のなかった...
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文机に向かひ無沙汰を悔やみては硯に浸す眞書きの筆
令和三年一月八日
10
筆も常に持ち慣れていないと、この...
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桐月の冷氣ふるはせ鳴り響く 寒柝の音に身ぞ引き締まる
令和三年一月七日
23
昨夜隣町に出かけていて懐かしくこ...
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寒鴉鳴き交はせるはなにとかも靜けさゆゑに響き渡りぬ
令和三年一月六日
14
小寒間近。 物音のない朝にも彼...
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まれ人も無きを家刀自吾を遣ひ無聊を託つ暇もあらず
令和三年一月五日
15
今年は客もありませず、実に呑気に...
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擦る墨の匂ひ立つなり淑氣滿つ青疊の上になりを正せば
令和三年一月四日
19
何十年も仕舞ったままの習字道具を...
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