音弥さん
のうた一覧
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降雪の洗礼をうけ草々は凍えひれ伏す冬至の回廊
令和二年十二月二十二日
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字余り!! 神社への階段を...
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羽化までの春をただ待つ物陰の蛹は強く冬を耐えぬく
令和二年十二月十八日
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家の玄関わきのポストの陰に
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遥かなる無窮の宙の彼方へと任務おび翔ぶ無機質の鳥
令和二年十二月七日
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ロマンだな。 自分的には土星探...
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仰ぎ見る大三角は冬空の無限の時の中に輝く
令和二年十二月二十七日
21
有史以前からの鋭い光だ、たぶん。...
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物音を吸いて静まる家々の屋根はこんもり円やかに白
令和三年一月八日
21
目が覚める、窓を見る、げげっ!!...
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園丁の手早く着せる藁衣樹々の声きき答えるが如
令和二年十二月二十四日
20
この月初め頃だったか隣りの蘇鉄の...
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降り積むも降り積もらぬも雪任せスタッドレスの出番はあるか
令和三年十二月十九日
20
出社が積雪の日でない事を祈る。
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天狼の輝き冴える冬空は矢の如く青き光り下せる
令和三年一月十五日
19
酔っぱらった目を細めたら、光芒は...
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世に悪の栄えたためしなしと聞くが天網恢恢疎にして 漏らした
令和三年十二月二十一日
19
っつう結果かね。 どだろ。
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いま誰か急を要すと深更に鳴るサイレンの音を聞きつつ
令和二年十二月二十一日
18
真夜中のこういう音は落ち着けんの...
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伊勢までは行かず詣でる大神宮せめて七草までにひとたび
令和三年一月三日
17
こっちの市内にあるんで親連れて行...
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リワインド可能な世ならあの日へと時間を戻し命を救え
令和三年一月十七日
17
それが現世を生きる人等の心を救え...
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画面から疲れ目そらし巡らせる遠い山稜白きいただき
令和三年一月二十九日
17
おい、雪降ったんか!! 嫁に聞...
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材質も重さも違う十字架を各々背負いて行くが人生
令和三年十二月一日
17
悟っちゃったね。
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会う機会半年もなく漸くに酒酌み交わす帰国後の友
令和三年十二月十三日
17
ドイツから帰国後、関西からこっち...
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駈け廻るサンタクロースしまいには疲弊のトナカイせなに背負いて
令和三年十二月二十五日
17
全世界の子供らにプレゼントを配る...
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むら消えの雪の下枝に温み取り猫は背中に浴びる冬麗
令和三年一月十二日
16
気温がちっとばかり上がっている時...
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皮肉にも連休よそに田舎での土いじりには相応しく 晴
令和三年五月三日
16
ええ天気やのぉぉぉぉ~。 暑い...
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旅立ちはいつだったのかひっそりとサナギの殻の物陰にあり
令和三年六月十三日
16
こないだ帰った時に確認した蝶のサ...
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県境を越えて走れば隧道の中に充ちゆく関門の風
令和三年九月十二日
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明日は親が焼き物を買いたいらしい...
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