久地宗吾さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 身にかわり遠くの島にあの夏に思い残すか冬のアカバナ 平成二十二年二月五日 1 もっと見る
- 秋雨のあとに響いた虫の音と土枯れ果てた花のない鉢 平成二十一年十月三日 2 もっと見る
- 蜘蛛のふむほそき渡しは強かれど雨しづくにはそっとはりつめ 平成二十一年十月二日 5 もっと見る
- 秋の風そっと吹きこむ紙風船桔梗のつぼみやがて色づき 平成二十一年九月二十八日 4 ※)桔梗のつぼみはきれいです。 もっと見る
- わが視線 見おろす雲の裏の島の海陸さかい線にうべなう 平成二十一年九月一日 2 ※)沖縄コザ行き、飛行機の中。 もっと見る
- 熱い日が眉間を突いて夏がくる今日は花屋でなにをさがそう 平成二十一年七月十六日 6 もっと見る
- 丘がくる谷がくる川がきて海わたしは初夏の午後の夢の列車 平成二十一年七月十五日 4 もっと見る
- 朝はやく夜おそくにも真昼にも虫鳴く季節腸を痛める 平成二十一年七月十五日 1 痛みに耐えられず夜間救急呼んでし... もっと見る
- 水無月雨後晴れてかわいた地面みて家路のバスをみおくりすわる 平成二十一年六月十四日 0 もっと見る
- しゃくやくを買って願うはふるさとの空き家でおなじ香り咲くこと 平成二十一年五月二十四日 4 もっと見る
- 花弁からその身を反らす意味をよむ、よむわたし微動だにできずか 平成二十一年五月十三日 6 百合です。 もっと見る
- みずうみの波押すおなじ風散らす春の終わりのおおしまざくら 平成二十一年五月二日 5 ＠芦ノ湖畔。 もう夏も近づ... もっと見る
- まだ冷気ふくむ午前の陽のひかりうなだれ立てぬわかものの影 平成二十一年四月二十二日 5 もっと見る
- 我歩むけれど歩むけれどもまだ木々は空に花々は地に 平成二十一年四月二十一日 2 もっと見る
- 陽のまえの夢なき場所とよびつけた川原の道をスピードでとぶ 平成二十一年四月十九日 2 早朝自転車に乗っております。 ... もっと見る
- 夏がもうはじまろうとしてわがひふくらいなにかをおおう常のみ 平成二十一年四月十八日 4 もっと見る
- 夕空に木々のようにはのびゆかず点をくわえる屋根のアンテナ 平成二十一年四月十七日 2 もっと見る
- ビルの谷間うらがれとがれりんりんと花おちてしもくれんの梢 平成二十一年四月十六日 2 ※）萩原朔太郎『街路』の表層から... もっと見る
