雨夜さん
のうた一覧
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ゆるされて鍵のとけたる春の庭 回遊式庭園の泉しづか
令和三年四月十五日
8
春の一般公開
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忘らるる庚申塔に依る菫 一夜百年咲きそひたるや
令和三年四月十五日
11
一夜草
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さかしまに眞木の映ろふ眞澄鏡たへなる水を搖らす風吹く
令和三年四月十五日
8
湧水地
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うつしきは雷雨のあとに射し交はす逢魔時の虹の瞠き
令和三年三月十四日
9
夕方のこと。
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水仙は雪中四花の一つとて冴ゆる辺の夢にも匂ふ
令和三年一月二十一日
8
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草蘇鐵屈むる卷は解き放けて溢る胞子の心行き果つ
令和三年一月二十一日
9
こごみ
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幽玄に出で立ちゆらふ 春 の 妖 精 ただ春の刹那に
令和三年一月六日
8
一瞬のこと
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黄金を護る矢のそふ時じくの香の菓に雪は降り積む
令和三年一月四日
5
金柑
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世は時間、界は空間とふ文を唱ふる夜に疾く雪ふるる
令和二年十二月十七日
7
冬日
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寄る邊なみ朽つる櫻のたたれゆく冬默す森こそ花覺めて
令和二年十二月十五日
5
樹の外のこと
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解き放けぬ冴ゆる指もて辿るほし 北極星 參星 六連星
令和二年十二月十一日
7
星団を探す
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數珠玉をあつめて通す絹の絲 殼の闇苅つなぎ搖れなむ
令和二年十二月四日
3
生薬名は川穀根。
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薄氷のひそかなる音をかきおけば廻轉琴めく旋律おぼゆ
令和二年十二月二日
4
75kHzくらい
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嵌められし硝子に泊つる霜氷きよらなる羽しづかに覆ふ
令和二年十一月三十日
4
窓辺にて
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くづる櫻木のなみ訪へばひたひたの虚ろを渡る蛇みめづ
令和二年十一月二十八日
4
樹の中のこと
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いとけなき雪の輪たどりみつむれば小宇宙いでや參らむ
令和二年十一月二十七日
6
正三角形
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薄霧の白き眩暈につくばへば何處よりきこゆ道さやかなり
令和二年十一月二十六日
5
土の囁き
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伽藍堂とまれかうまれ響もさむ橢圓へわたる彗星をあふぎて
令和二年十一月二十六日
5
通過するもの
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逆さなる圓錐體の渇へみば風をうるほす山葡萄もて
令和二年十一月二十五日
5
まわるもの
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いくへにも縒りて歸らぬ幾何學模樣空を飛び交ふ龍となりしや
令和二年十一月二十四日
7
ドラゴン曲線
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