時定さん
のうた一覧
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入道の雲をまといし夏空よ雷光無けれと今日も祈らん
令和二年八月二十八日
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入道の雲をまといし夏空よ雷光無けれと今日も祈らん
令和二年八月二十八日
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人の名を覺える事の難しく我が身に來たる老いぞ虚しく
令和二年八月二十八日
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死にたいと願いながら胃薬を飲む
令和二年八月七日
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この世にて、唯一、幸と呼べるもの。幼き娘がひざで寢る日を。
令和二年八月六日
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醉ひし日の、うつつは、いつも、若き我。けして、幸ある、夢ではなけれど。
令和二年八月六日
5
流れの落ち武者です。
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皮は皆、等しく、老いていけれども心はいつも、幼稚園。
令和二年八月六日
1
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油断せし、我をいたぶる、病くる薬求める、指ぞ、むなしき。
令和二年八月六日
2
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人よ人なぜに、幸ある笑顔ある苦しかるなり、苦しかるなり。
令和二年八月四日
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今日もまた、琥珀の海に身しずめこれではならぬと、我をせめなむ。
令和二年八月四日
5
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死にたきと思う我が鏡みて老いたる我を笑う今日なり。
令和二年八月四日
3
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