はなしのぶ゙さん
のうた一覧
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飛びたちて遠くはゆかぬ雀らの小雪ふるなか食台に群る
令和五年十二月二十五日
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過ぎて來し道程ほどは生きられぬなれば花壇の雜草をぬく
令和五年十二月二十五日
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月明かりに自戒の言葉晒しをる感情の渦おだやかにして
令和五年十二月二十五日
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あたたかき言葉を添へて繪はがきの郵便受けへコトリと屆く
令和五年十二月二十五日
7
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やはらかな手を伸べくるる汝の手に重ねるわれの厚みなき手よ
令和五年十二月二十四日
5
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秋木立を柔らかな陽の降りたりてわがスニーカーのつまさき温む
令和五年十二月二十四日
10
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枇杷色の月を厨にまねき入れそのひぢりなる卵黄溶かな
令和五年十二月二十四日
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耳朶を冷たき風が通り過ぐ都市間バスを見送るわれの
令和五年十二月二十四日
6
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もみぢ葉を一枚添へて屆きたるホッと優しき友よりの文
令和五年十二月二十四日
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数多なる為すべきことの焦りもち暦に二重のあかまるつける
令和五年三月二十七日
10
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やはらかき足裏をもてる吾なりて沈みかけたる陽を追ひかける
令和五年三月二十七日
9
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ひと季を咲き競ふ芥子わが裡の霧の晴れ間の廣野を染めて
令和五年三月二十七日
6
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はつかなる風に花びら散らしめてわれが奧処を染める雛芥子
令和五年三月二十七日
9
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ひたむきに花とし咲けるこの身なら緑野に一輪の芥子でありたし
令和五年三月二十七日
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穫りたてのレタスをかろき音たてて食める母娘に吹く緑風
令和五年三月十五日
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会いましょう 赤いルージュの唇に怒りを語る人に真向かう
令和五年三月十五日
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さかしまに吊されている薔薇の花鮮やかなるを捨てて乾きぬ
令和五年三月十五日
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吾が過去の良きに悪しきに膨らめる綿雲を追ふ晩秋の野を
令和五年三月十五日
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赤あかと幾千万の鮭の卵掻きいだしのちの指先さぶい
令和五年三月十四日
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幾千の夢を追いかけきし我の掴みそびれし逆剥けの指
令和五年三月十四日
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