トウジさんさん
のうた一覧
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背に重く墓標に雪の積もりおり及ぶことならこの背吾が背と
令和七年一月十四日
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無理強いとわかっていても初夢は君との出会い黄泉比良坂
令和七年一月十日
6
死んだら会えるのかな。
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詫びるとか優しさとかないけれど遺影の君を誘うひとり酒
令和六年十二月三十一日
7
追加です。大晦日だものね。。。
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もう慣れただろ自分が自分に言っている君のいないクリスマスイブ
令和六年十二月二十五日
5
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君に綽名を付けようか手の届かない僕を見ている「迷い星」
令和六年十二月十五日
2
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蝋石で描いた愛は打つ雨に消されもするが軌跡は残る
令和六年十二月十一日
5
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君立てた柚子湯おもへば身中の冷えもどこやら消え去る心地
令和六年十一月二十六日
3
冷え切った体も心も妻の柚子湯が癒...
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錦秋の奥津渓ふたり浸かった足湯は赤く映える想いで
令和六年十一月十四日
3
見ごろにつられたけど、一人ではや...
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秋の声閉じたつもりの瘡蓋が幾たび開く君恋しさに
令和六年十一月四日
2
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手鏡に己うつして嘯けば年取ったねと亡き妻の声
令和六年十月十九日
5
雨ですることないので片付けでもと...
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金木犀君なき今も芳しく橙色の小花咲かせり
令和六年十月十六日
6
引っ越し時に大切なものだからと業...
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七回忌君を偲んで見やる空安堵と悲しみ混じる水色
令和六年十月十三日
6
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「いかないで」君の言葉が遺ってる腕枕したあの夜のよう
令和六年十月十一日
3
退院した妻を気遣っていたけど。こ...
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半日の手術に耐えてわずか笑む機械と管でつながれた君
令和六年十月十日
9
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何しとん?混むエレベーターに「待って」ガートル台で駆け込む君は
令和六年十月九日
3
見舞いの時間は限られているので、...
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「愛してる」その一言を言えぬまま冷たいキス「ずっと好きだった」
令和六年十月八日
4
妻との別れに
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初めての暮らしはベニヤトタンでも今よりはまし君がいたから
令和六年九月二十三日
7
どうしようもない、わかっている。...
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暑いなと水かけ遣ればくっきりと笑ったような君の贈り名
令和六年九月十三日
6
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四六時中そんな文句じゃ納まらぬ何彼につけて君がいっぱい
令和六年八月二十三日
5
悪いが亡くなった両親よりも君のこ...
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バラードなんてもういいよわかってる君がいることずうっと先まで
令和六年七月十六日
4
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