詩月恵さん
のうた一覧
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月の名を付けられ君は旅立ったあの日の月の白く冷たく
平成二十五年九月二十日
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青空に浮かびはためく白眩しい海王丸の総帆展帆
平成二十三年十一月十五日
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大切なひとこと君に伝えたく空色縞瑪瑙に勇気をもらう
平成二十三年八月二十日
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空色縞瑪瑙・・・ブルーレースアゲ...
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ペンギンの見上げる先はいつか見た果てなく続くふるさとの空
平成二十三年八月五日
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地下にあるアクアリウムにいたペン...
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変わらない君の言葉に励まされひとりの夜の涙あたたか
平成二十三年四月十三日
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すこしずつあなたが増えていくことのうれしさきゅうっと沁みる春です
平成二十三年四月四日
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ゴーリーを教えてくれた君のこと思い出さないはずだったのに
平成二十三年三月一日
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暖かくなったら君と手をつなぎ行けるとこまで歩きましょうか
平成二十三年一月二十五日
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またひとつ年を重ねた朝に降る雪の匂いにあなたを想う
平成二十三年一月十四日
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あなたから届くことばがうれしくてしあわせいろに染まる今日の日
平成二十三年一月十日
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君にだけ働くわたしの第六感 嬉しいことより悲しいことで
平成二十二年十二月二十六日
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腕枕あなたにぎゅっとされたままじっと聞いてる除雪車の音
平成二十二年十二月二十六日
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初雪の約束忘れられなくてツリーの下でひとりぽつんと
平成二十二年十二月九日
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今日、初雪降りました。
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きんきんと真白に凍る三日月に刺されあなたを思い出している
平成二十二年十二月九日
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交差点知らん顔してすれ違う別の時間を歩くあなたと
平成二十二年十一月二十七日
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烈風に私の歩み阻まれて途方に暮れる冬の真ん中
平成二十二年十一月二十四日
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優しさが重たく胸にのしかかる 夕焼け色のマニキュアを塗る
平成二十二年十一月十七日
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綺麗事ばかり並べるあの人に肯けなくて唇を噛む
平成二十二年十一月十七日
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実南天 募る想いを赤に染めあなたのいない冬が始まる
平成二十二年十一月八日
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来年の春になったら会えるよね無邪気に笑う雛菊の白
平成二十二年十月二十七日
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